年明けからずっと…
お仕事の問い合わせを頂いております、本当に有り難うございます。
そんなわけで仕事始めからの作業をいくつか…
年明け一発目はKLX250SRのリアサスオイル交換!
「とりあえず固いオイルを入れて」と言われまして、入れておきました(笑
エア抜きが大変なので、冬場はご遠慮させてください。
お次は’01KX65の整備。
初めはリアサスのリバルビングを依頼されたのですが、話を聞いていると色々と出てきて、結局車体エンジン全てバラすことに。
懸念のリアショックは、ガス圧が3分の1にまで落ち込んでいて、何年OHしてなかったのだろうと言った状態。
しかも、ロッドが激しく削れています。
たぶん、リアサス後方にあるマッドフラップが無い状態で走ったことが有るんだと思います。
エンジンもクランクから交換になりました。
お次はエキパイ製作を2台。
一代目はCR80RにXR80のエンジンを積んだ物。
サブフレームとかはアルミのワンオフで、フレームもアンダーチューブが延長されてありました。
まあ、ワンオフ故にマフラーが壊れると作るしかないわけで、今回はノーマルエキパイと手持ちのYZ250のサイレンサーを組み合わせて作りました。
ところが、以外と取り廻ししたい場所にフレームが通ってたりして、レイアウトを決めるまでに結構時間が掛かってしまいました。
出来上がると簡単に見えるんですけどね(笑
ノーマルエキパイぶったぎるとこんな感じになってます。
で、とりあえずレイアウトを決めて…
曲げパイプをあらかじめ切って置いて、向きを変えられようにしておきます。
出来上がりって、書くと簡単なんですけどね。
お次は'06 YZ250F。
これは、お客さんが自分でパイプをぶった切って、こんな感じで作ってと持ち込まれました。
溶接する際に重要なのは、「隙間がないこと」です。
薄い紙一枚も入ってはダメなんです。
なので、角度が合うようにするのに一苦労なんですよ。
特に、今回のケースのように入り口と出口の場所を決められると、ずれは許されないので、結構大変なんです。
ロードマシンなんかで、サイレンサーがバンドで前後にずらせたり出来る、または後でステーを付けると言った場合は、とりあえず大体位置を決めて前側から溶接していけば出来上がるので簡単なんです。
そう、逃げ場があるのは楽なんですよ、今回はそれがないのでちょっと削りすぎたりすると速アウトなんです。
今回は5カ所繋げて出来上がりです。
あ、材質はチタンです。
さて、明日は早めに店仕舞いして土曜日は桶川に行きます。
そのまま、都内に入って車両を取りに行きますので、申し訳有りませんが10,11日とお休みとさせていただきます。
で、明日の夜雪が降るらしいのですが(ションボリ
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コメント
画像をみて気になったのですが・・・。窒素ガスを入れる装置は自作でしょうか? 市販ので入れると正確に充填できないんですよね↓↓
投稿: フジイ | 2009年1月14日 (水) 19時41分
そうですか、市販品では正確に充填できないのですか
それは、残念な話ですね
自作ではありません、購入いたしました。
たぶん、ガスを入れて測定器を外す際の余圧を抜く作業で、必要以上にガス圧が下がる、または正確に計れないと言っていらっしゃるのでしょうか?
うちでは、計測の後もう一回圧力計を繋げてみて、逃げの圧を計測してみることもあります。
下げ幅が分かっていれば、正確に計ることは出来ます
また、オーリンズのようにニードルを使用するタイプでは、その限りではありません
また、圧力計は国産の物に付け替えています
実際、使用しているとすぐガス圧は下がりますので、ものすごく細かく設定したところで、有効な範囲内でしたら影響はないと思っています
投稿: OPB | 2009年1月14日 (水) 20時41分