気が付くと…
また1週間くらい経ってたりして…
え~、先週お預かりしたYZ125は中古(個人売買)で買った物らしく、ステダン付けてと持ってきたらフロントフォークが漏れてたりして、でオーバーホールするかとバラしてみるとなんと…
右はSHOWAのオイルで左はKYBのオイルでしたw
しかも、右のアウターチューブは内側のアルマイトに削れがあって(たぶんステムの締めすぎ)、左のフォークはインナーカートリッジに縦傷が入っていました。
あ、インナーチューブは石跳ねによる傷が10カ所以上有りました。
やっぱり、モトクロッサーは新車が良いですよ、ホントに…。
で、とりあえず修理です。
インナーロッドは漏れるほどではないので、削って修正、インナーチューブも研磨して修正。
ED仕様とのことだったので、実験的にプリロードを抜いて組み上げました。
ステダンは、取り付けベースが付けられない構造なので、直接溶接でフレームにベースをを取り付けます。
まあ、見た目はすっきりして良いですね。
お次は、CRF250Rのエンジンオーバーホールです。
スリッパークラッチの具合が変だというのでバラしたら、これが原因でした。
これは、スリッパー本体を固定するナットの下に付くワッシャなのですが、ノックピン3本で位置決めがされています。
ノックピンのはいる穴が、広がっているのが分かりますか?
ナットが緩む、または取り付けの際にこのワッシャが浮きやすい、インパクトで直接締めると振動で浮くことが多く、このように違う位置にも関わらず締め込んで破損する場合が多いです。
よく、センターナットが緩む→そのままインパクトで締めるというふうにやるとこうなる場合が多いです。
一回外してずれてないか確認しましょう。
このマシンは2006年モデルで、2007年モデルまではピストンリングの張力が弱くオイルが減りやすいのに、その辺を点検しないで乗っているとオイルが少なくて焼き付く物が有りました。
2008年からリングの厚みも増えて、減りにくくなりましたのでそっちのピストンを使います。
まあ、張力が弱いとピックアップも良いしフリクションも少ないんですけど、圧縮も高いし’08のピストンが良いでしょう。
シリンダーも寸法計りましたが、ホーニング跡はしっかりありますが上側が広く真円度が悪いので交換した方が良さそうです。
あまりにも寒くて、寸法も正確に出ないので事務所で温度を上げてから計ります。
作業場寒すぎる…。
ピストンは今まで見た中で一番減っていました。
画像で見ると大したこと無いなぁ…。
クランクも開いてますが、修正すれば使えないこともないけど、一年以上開けないだろうしやっぱり交換です。
まあ、コンロッドの小端部が縦に広いので、その時点でNGなんですけどね。
バルブもかなりべたあたりでしたが、ガイドが思ったほど減ってないので、シートカットのみで大丈夫そうです。
で、全然関係ないけど正月映画と言えば、ゴールデン洋画劇場とかで「MR.BOO」とか見ませんでした?
で、日本語吹き替えの広川太一郎さんが大好きだったんですよ。
そんな広川さんがいすゞのCMやってましたよね、歌うヘッドライトでw
仙台ではオールナイトニッポンが一部で終了、3時からは歌うヘッドライトだったんですよ。
これ聞いちゃうともう寝ないとなんて思ったもんですw
オマケ←音が出ます、注意!
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コメント
いやーイイモン観れちゃったりなんかしちゃったりなんかしてー
俺も今からようつべ検索しよっと♪
あ、DR250R絶賛売り出し中華三昧。お値段据置き末吉眞也(誰)の大15枚
↑広川調で読んで下さいm(_ _)m
投稿: 広川犬一郎@書込む事が愛 | 2010年1月15日 (金) 15時40分
「愛」といえば早乙女愛と相原勇にアイリーンキャラなんつって、失礼(広川風
だから、DRはもう土に帰してあg(ry
投稿: 愛と誠と俺の空 | 2010年1月15日 (金) 19時40分