モタゴッコ、SMJ菅生も終わりまして...
といっても、ずいぶん時間が経ってしまいましたが...
スポーツランドSUGOさんのギャラリーに画像がアップされていました。
レースの内容やなんかは、MFJのレポートが上がっています。
個人的には、S2大場選手が勝ってくれたのが嬉しかったです。
あ、彼のマシン、サスペンションはノーマルですからね!
お次は中古車両の御案内です。
以前から掲載しているのですが、車検が今月切れるのを契機に、車検2年つけてちょっと値下げしての御案内です。
売約済みとなりました! ありがとうございます!
2012年式 KTM690SMC-R 走行15000km
車検2年付 税込723340円(納車、登録費用込み)
当店に来てから、ロッカーアーム交換、前後タイヤをPOWER RSに交換、前後ブレーキパッドも交換(フロントはZCOO)、前後サスペンションオーバーホール&仕様変更(フロントはSKFシールを使用、インナーチューブ研磨やプリロードの変更。リアはガッツリリバルビングしました)。
パワーパーツのアクラポビッチサイレンサーやエアクリーナー(もちろんノーマルあり)、ハンドルも日本人に合う曲がりのPROTAPERに変更(ノーマルは絞りが少なすぎて、乗りづらいんです)。
その他にも細々といじり続けて、ほぼ1年私が乗りました。
速いし、悪くないと思います!
さて、モタゴッコ前まで作業は遡ります。
'18 CRF250RのFサスの車高変更とリバルビング。
エリア戦に出られている方のなんですが、ノーマルだとちょっとサスのはいりが速いのと、もう少しフロントが低い方が良いでしょうと言う事で、急遽作業する事になりました。
今回もダートフリークの車高下げキットとSKFのシールを使っております。
シムとプリロード量も変更します。
この車両、普段はマルケジーニを使っているのですが、レイン用に前後17インチはスポークホイールを使用する事になりまして、まあそうなるとキャリパーとスポークが干渉するんですね。
と言う事で、キャリパーを割って、フライスで削ります。
で、そのためにキャリパーのブリッジボルトを緩めようとすると...
なんとカジってしまっていて2本緩みません...
しかも「パキッ!!」と良い音がして、ちょっと廻ってから、止まったおかげで、六角レンチが捩れてダメになりました...
しょうがないので、フライスで頭を飛ばします。
で、ネジだけになって緩むかと思ったら、全くびくともしません。
頭にナットを溶接して抜きます。
画像で見るとそうでもないのですが、結構錆びておりました。
これでやっと、裏側をテーパーに削れます。
サインバイスに固定して、切削します。
キャリパーの分解、使用しているものは、確立1/2でこんな感じです。
ウチのフォークデカールも貼って完成!
エリア戦では2位になりました!
YZ250Fに付いている、モタード用ステップをアップステップ加工しました。
で、スライダーをとめてるネジを抜いて見ると...
なんか曲がって抜けてきました。
左右ともです...
今回は15mmアップで製作しました。
スライダーはそのまま再使用です。
これも全日本向けの作業、KTMのフロントホイールのチューブレス加工。
中古ホイールなので、振れを見てから、裏側の清掃をします。
中古のホイールは、大抵錆びやタイヤクリームのカスなど、結構汚れています。
これをキッチリ処理しないと、漏れの原因となります。
ものすごく出っ張っているニップルでした。
こういうのは、貼り方にコツがあるんですよ。
DRCやテクニクスのホイールもこういう感じなので、初めてやる方は結構大変だと思います。
ちなみにこのリムはDIDなんですが、RK用の幅の広いチューブレスキットをあえて使います。
今回も一発OKでした。
5月に頼んでいたキャリパーが、やっと入荷しました。
4枚パッドから2枚パッドのレーシングキャリパーになったのですが、まあフリクションが少なくて良いですね。
ウチではめずらしいCBR250RRも注文いただきました。
WR'Sのスリップオンも取り付けました。
この色、レーシーで良いですねぇ。
さて、異音の出ていたRMZ450、原因を確かめるべくまずエンジンを下ろしました。
フクダテクニカで組んだエンジンで、たいして走っても居ないので何でだろうと思っていたのですが、腰上を外してクランクを手で回したときに原因は分かりました。
画像をクリックして、ベアリングのボールとボールの間を良くご覧になってください。
ベアリングレースがボロボロになっています(3箇所ありました)。
で、なんでこうなったかと言うと、原因はこれでしょう。
錆が...
どうもオイルを抜いた状態で、屋外保管だったようなんですが、エンジンの中の低い部分まで(普段はオイルに浸かっている様な所まで錆びておりました)。
何が直接の原因かは分かりませんが、結露か洗車の水が入ったのか、その後そこそこ長い時間経っていたようで、錆が進行してしまったようです。
クランクの大端部もやられていたので、そこそこ掛かってしまいますねぇ...
ミッションは、私ががんばってばらして研磨いたします。
お次は最新の2stマシン、2019年式 TE250Iのジムカーナ仕様
乗ってみるとなかなか楽しいマシンですが、なんかフロント周りが変...
原因はXTRIGのステムの誤組でした。
アッパーベアリングの下にあるワッシャーは、本来上につけないといけないようです。
そのせいで、トップブリッジの上にあるステムナットを締めても、その下に2mmほどクリアランスが出来てしまい、上下にステムががたがたと動いてしまっていました。
また社外品のホイールキットが装着されていたのですが、一応気になってセンターを確認した所、左右で3mm差がありました(1.5mmのズレ)。
というわけで、オフセットの変更。
さて、これでやっと本題の車高の下げ加工とリバルビングが出来ます。
50mm下げる予定なので、いろいろと情報を集めます。
お次はWR250Xのリアショックオーバーホール&リバルビングです。
シールヘッドを削りだして、showaのシールを使えるようにします。
左が製作したもので、右がノーマルになります。
かなりプリロードが掛けてあったようなので、その辺も考慮して仕様変更しました。
本当なら、最終型のKYBのリアショックが、やりやすくて良いんですけどねぇ。
さて、店の中はなぜかイタリアンハスクと現行ハスクでいっぱいです。
がんばって進めマース!
さあ、みんなでサイドを引こう!!
SMJ菅生の日、松島基地で航空祭があったんですよ
マーベリックか君は!
見たかったなぁ...
ウラー!!
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