9月も終盤...
というか、今年ももう3/4が終わるんですね...
感慨にふける事も無く、久しぶりの更新ですが前回の続きです。
TE250Iのジムカーナ仕様、まずはフロントサスからなんですが、初めて触るフォークなので、データ取りしながら進めていきます。
左がCOMPのみ、右がTENのみというフォークなんですが、ボトムには左右ともCOMPのシムが有ります(調整無し)。
ちゃんと左右でシムが違います...
で、左側のカートリッジ先端にはCOMP調整部があるのですが、これがモタードにはちょっと不向きな感じです。
車高は50mm下げるので(リクエスト)、ZETAの30mmダウンのスプリングシートを使って、あと車高下げカラーは、ジュラコンから削りだして作ります。
まあ、それだとバネに+20mmプリロードが掛かってしまうので、約20mm短いバネを使ってプリロードは調整します。
他にもプリロードを足す為の、カラーを製作したり、いろいろと小細工をして、フロントは完成。
ステムは誤組があったので、組みなおしたのですが、XTRIGのステムでテーパーバーを使った場合、ハンドルクランプが一番低い物を使うと、ステムの一番上のボルトと干渉します。
あまり削りたくないので、当たる部分だけを削りました。
お次はリアですが、こちらはフロントよりは楽です。
ただ初物なので、一回バネを抜いてショック単体にしたものを車体に組み込んで、リンク比を見て寸法は作ります。
車高下げのカラーを製作して、シムを組み替えて完成。
バネは短いFS450用を使用しました。
で、車高を下げるとスタンドも短くしないと、うまく自立しないので、スタンドも寸法を測ってカットします。
ちょっと変わった断面をしていたのですが、なんとか旋盤にくわえられたので、うまくカットできました。
さて、私の担当部分は終わりました。
まあ、ジムカーナ仕様として、やっと始められる仕様と言う感じでしょう。
急ぎでと言う事で、現行CRF250Rの前後サスの仕様変更を頼まれました。
フロントの車高は下がっているので、ダンパーやフロントのプリロードを変えられるように、リアは車高の変更とシムの変更など、モタード用の変更です。
SHOWAはトップアウトスプリングがあるので、シールヘッドの位置変更で車高を変えます。
フロントです。左右同じだとなんかほっとします。
スプリングシート位置決めの溝を切っていきます。
フロントはプリロード結構足す方向ですね。
完成!
リアに貼るステッカーは、ショックボディに貼ってみました。
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ショートレバーの製作。
曲がったサブフレームの修正...
シートのアンコ抜き
BETAはあんまり抜けないので、なるべく角を丸くしました。
穴が開いているのは、裏にゴム足がつくので、その逃げで穴が開いてるんです。
お次はTX125でちょっとサーキット走るとの事で、仕様変更を。
まずはハンドルの変更です。
欧州車はハンドルの引きが少なくて、フラットな物が多いんですが、個人的に日本人体系には合わないと思っています(手足の長い人は別。私でも合わないんです(身長180cm))。
右のがTX125純正のハンドルで、左のシルバーの物がRMZ250純正です。
どうです、かなり違うと思いませんか?
ハンドルやフットペグ、レバーの位置など、調整すると見違えるほどマシンは操りやすくなります。
バイクは気に入ってるのに、乗りにくいとか、そういう場合は御相談ください(もちろん作業もあわせて)。
ハンドガードもサイクラのアルミの物に変更するのですが、あいかわらずいろんな寸法が合わない...
以前FS450に乗っていたときのアップステップをつけるのですが、ロードブーツだとステップの爪でブーツが壊れるとの事で、爪を削って低くして、面取りをしました。
各種キャッチタンクをつけようと燃料タンクを外したら、レギュレーターのステーが折れて、チャンバーと接触していました(危ない
これは、設計が良くないですね...
キャブのブリーザーホースは上に立ち上げて、エアクリーナーボックスの中に設置した、キャッチタンクへ。
ホース類は、収縮チューブでまとめて有ります。
冷却水のキャッチタンク。
さて、まずは乗ってみて今後どうするかはオーナーさん次第です。
昔、良く買っていたWRCビデオのオープニング。
このTHE KIDSって言うバンドの「KID HEART」を聞くと、盛り上がったもんです。
めんたいロックの一翼で、このビデオの発売元メルダック所属だったんですよね。
昨年、防衛装備庁で公開された車両で、インホイールモーターの6輪車。
こういうので超信地旋回できるのってすごいですねぇ。
狭い所の機動性が良さそうです。
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