2017年7月12日 (水)

今週の予定と8/12モタゴッコ!

今週の土曜日(8/15)は、横浜まで納車に行ってきますので、お休みとさせていただきます。
翌日16日も午後より開店予定となります。

御迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします。

あ、それと電話を頂いて留守番電話に切り替わると切ってしまう方が多いのですが、お名前と御用件を入れていただければ、こちらから返信させていただきます。

留守電が入っていない電話番号へは、こちらからは返信いたしませんので(変な電話が多いので)、宜しくお願いいたします。


さて次回モタゴッコの御案内です。
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次回は8/12(土曜日)で、一日西コースとなります。
ダートはありませんが、ジャンプ台は置くかもしれません。
レンタルマシンはありません(TTR125が無くなってしまったので)。

事前申し込みは7/13からになります。
詳しくはスポーツランドSUGOさんのモタゴッコのページをご覧ください。

全日本前なので、関東やもっと遠くからも練習にいらっしゃる方がいると思いますが、クラス分けを行いますので(各組20台ほど)、怖い思いはしないと思います。
だいたい3~4クラスに分ける予定ですが、初心者ほど優遇する予定です!
20分ほどの走行枠が、各クラス4本と模擬レースを予定しております。

気後れしないでお申込みください。
サーキットを走る上での注意点やマナーを知る事が出来ますし、カートコースにしてはびっくりするほど綺麗な路面で思いっきり走る事ができますし、多くのモタードマシンが集まりますので、良い交流の場にもなると思います。

で、以前70台以上もエントリーがあったことがあり、台数が多い場合は当日エントリーを受け付けない場合も有ります。
ですので、皆様事前エントリーを宜しくお願いいたします!


さて、先日作ったフォークデカールを、早速貼ってみました。


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売れたDR-Zに貼ってみました。
DR-Zはアウターチューブが少し短いので、カットして貼っております。


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WR250Xは、カットしないでも貼れました。
黒い文字が同化してよく見えないので、今後の改善点にしましょう。

で、そのDR-Z400SMですが、フォークが漏れ始めて来たので、オーバーホールしました。

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良く見たら、ダストシールにはクラックが入っていました。

お次はエンジンが始動しないとの事で預かったYZ250F、フォークももれていたのでコチラもオーバーホール。

中のオイルとかは綺麗だったのですが、加圧ダンパー部は気になるので分解してチェックします。


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やっぱり汚い...
樹脂製のピストンの底に、汚れや錆が溜まっている場合が多いんです(シールを痛める可能性があるので除去します)。


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綺麗になりました。
で、汚れをボウルに取ってみると...

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かなり汚れていますね。
ちなみにこれ、かなり綺麗な部類です。


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消耗品を全て替えて、インナーチューブの傷やなんか細かくチェックして組みなおします。

SMR450Rも進めます。
ヘッドを洗浄して...

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前側はエキパイが邪魔して、汚い場合が多いです。

バルブもカーボンを落とします(インテークは再使用、エキゾーストは交換するんですが、擦り合わせ用にコチラもきれいにします)。


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やっぱり、時間は掛かりますがVipro'sのザ・ソルブの方が綺麗に落ちます。


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これでヘッド廻りの加工の下ごしらえが終わりました。

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ケースや他の部品も洗浄して(画像が無かった...

最近、昼間は来客が多くて進められないので、やっぱり閉店後ですかね、エンジンを進めるのは...

預かりも多くなってきましたので...


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ヤフオクに出品しております'17 RMZ450は、明日夜で終了になります。

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ヤフオクのページはコチラ!

宜しくお願いいたします!

今週は営業車の修理もしなくてはいけないので、バタバタしそうです。

がんばります!

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2017年6月21日 (水)

全日本SMJエビスも終わり...

やっとblogを書く時間が出来ました(といっても今日はお店は休みなんですが...

時系列ではないのですが、先日のSUGOモタゴッコ、画像がSUGOさんのHPに上がっていました。

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これはレンタルマシンのTTR90です。


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今回は午後から雨が降ってきてしまいましたが、ダートは程よく濡れたおかげで埃が舞わず、グリップも良く良い練習になりました!

SUGOさんのギャラリーはコチラから!

さて、作業はまず千葉選手の潰れまくったエキパイノ補修!
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千葉さんは、強度重視なのであえてのステンレスエキパイなのですが、ここまで潰れると、私がやるよりもプロに任せたほうがコストが掛かりません!

なのでカワセイさんへお願いしました。


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見た目はほどほどで機能が戻ればいいですとオーダーして、やはりサブチャンバーのジョイント部が割れていたようで、全部切開して溶接やり直しとなりました。

ハスクのSMR450Rのフレームも、再塗装の為にサンドブラストに出すんですが、余計な物を取り外してマスキングしないといけません。

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こういう配線のサドルなんかも、フレームの中に残らないようにします。


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ブラストから上がってきて、中身を確認。
溶接はTIG溶接で作られているので、綺麗ですね~。
このままカラーズに持っていってもらって、塗装してもらいます。

エンジン部品もWPC処理に出して、戻ってきました。

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ミッションのシャフト、ギア、ピストンピン、シフトフォークのカラーなどはWPCで、ピストンはハイパーモリショット、シリンダーはスズショットと場所によって処理を変えてあります。
あとは、細かい物はウチで研磨したりして組み込みます。
部品もやっと入ってきて(今回は1ヶ月ほど掛かりました)、やっと組み立ての段取りが出来ます。

エビス前のお仕事で、ラジエターの補修で入ってきたRMZ450。
エンジンを掛けて、ラジエターを熱くして軽く曲げて(元に戻して)、その後外しました。

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それでもまだ、かなり平行四辺形ですね(これでもかなり戻した)。

で、修正してこのくらいまで戻りました。

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ただ、やっぱりかなり曲がっていたので、もどしたらクラックが...
溶接して圧力検査して完成です。

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がんばってもらいましょう、エロメガネさん!
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もう一台も同じくRMZ450。
リアサスは車高を下げていたのを、ノーマル車高に戻してダンパーをいじります。
シールヘッドを加工してカラーを作って車高を下げていましたが、今回はさらにザグってカラーの寸法を変更して、ノーマル車高に戻しました。

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フロントは2セット作ります。
まずは'13のSFFのオーバーホール。
今回はシールをSKFの物にして、バネレートをノーマルに戻します(今まではワンランク柔らかい物を入れていました)。

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インナーチューブに縦傷が多かったので、研磨して組み込みます。

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もうひとつはSHOWAのφ49キットサスをモタード用にして組み込みました。
このフォークは、今のRMZ450とブラケット径が一緒なので、フォーク自体はボルトオンなんです。
ただ、シャフト径が違うのと、ホイールカラーは作り直しになります。
また、キャリパーサポートも変更になります。
まあ、つまりSHOWAのエアサスだと良い感じが出ないので、ここまでやっても変更したいと言う事なんです。

とにかく採寸して、カラー類を製作していきます。
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ベアリングに潜り込みのカラーで精度物なので、地味に時間が掛かります。


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ホールショットデバイスも付け直して、レイン用のホイールにもカラーを作ったりして、なかなか時間が掛かりました。


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ホームコースで基本セットを出して、今後にそなえましょう。

これもエビス向けの仕様変更、CR85Rのフロントフォークカートリッジのショート加工とダンパーの変更です。
ちょっと前にやったCRF150Rと同じように、カートリッジをカットして短くします。


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タップを切りなおして、ノーマルと同じように加工します。

他所でダンパーをいじってあったものなんですが、シムは結構やられていて、変形している物がありました。


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このオーナーから友人のCR85Rのリアショックも仕様変更を頼まれました。

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ガス圧はまあまあな感じで、バラしてみるとオーバーホールしたばかりな感じでした。
シムを積み替えて完成。

これもエビス向けでRMZ250のキャッチタンク補修。
ステーが割れたとの事で、割れたまま走行したためと、転倒した際の衝撃で本体のステーにも、若干のクラックがあったので補修しました。


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このステーも今の'16 RMZ250の前の'12 RMZ250時代から使っているので、良く持ちました。
で、同じようにつくろおうと思ったら、ナッターが無かったのと、強度も出したいのでA2017Sの8mm厚からステーを削りだす事にしました。


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さてうれたDR-Z400SMの整備も進めないといけません。
キャブをオーバーホールして...

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シール、Oリング類を全部交換して、ジェットも変更しました。

リアバネを変更するので、ショックを外してちょっと気になったので押してみたところ(ダンパーをいじりながら)、なんか動きが変...
バラした跡があるので、オーバーホールはしてあるようなんですが、シムも変えてあるような手ごたえ...

で、シールヘッドがあるキャップを取ると...

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ダストシールが千切れてて、シールヘッドは叩かれまくりでした...
オーバーホール決定です(シクシク

で、バラスともっと問題がありました。

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汚い...

そして問題なのは、ロッドの先端のナットは、カシメてあるのですが、KYBはナットの上部ごと削りとってもいいのですが、SHOWAはそれはやってしまうと、減衰が掛からなくなる恐れがあります。
伸びのニードルと相手の中子がロッドの先端でカシメてあるので、とってはダメなんです(危険です)。


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こういう風に平らに削ってしまうと、中子のカシメも取れてしまって、伸びの調整を締め付けていくと...

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真ん中が飛び出てきてますよね。
これ、すっぽ抜けると減衰が全く効かなくなる(バネだけのサスになっちゃいます)。

で、今回は綺麗に削って、袋ナットを製作して、間に銅の穴あきワッシャ(クラッシュ)を作って、つぶしてトルクが掛かるようにして修復しました。

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タンデムステップや2次エアー装置も付いていなかったので、新品部品で作りました。

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今日、車検を取得したので、これから実走セットアップに入ります。

最後にエビス向け、佐藤選手のヘルメットが、カラーズで塗りあがりました。

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サングラスの中に、水着のオネーチャンが映っていますw

いやあ、攻めてるなウッチー!!(カラーズのペインターさん)。

これ以外にも結構な作業があって、表に出せないのも多く、かなりやられておりました。

あっという間に6月も終盤です、がんばります!!

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2017年6月 4日 (日)

モタゴッコ早割りエントリーは6/6まで!

6/10(土曜日)スポーツランドSUGOで行われる「モタゴッコ」、今回はシステムの不調があったために、早割り期間(エントリー料金が安い)が延長されていて6/6まで4320円(通常エントリー金額は6480円)となっております。
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今回のモタゴッコは西コースの走行はありません。
午前中はMパーク(メインゲート脇多目的スペース)と午後はビギナーズフィールド(初心者向けオフロードコース)での走行となります。

エントリーはコチラから!

モタードマシンの乗り方に悩んでいる方、セットアップが分からない方、マシンの診断もやりますよ。
モタードマシンでちょっとだけオフロードを走ってみたい方にも最適です。
また、午後からオフロードコースですが、午後もMパークで練習したいという方は、それでもかまいません。

皆様、お待ちしております!

さて、また更新が滞ってしまったので、時系列で...

5/21SUGOで行われたMINI+MOTO選手権に行ってまいりました。
選手権と言っておりますが、MFJのエンジョイライセンスで出られる、非常に敷居の低いレースとなっております。
桶川のSSキラーズとかと変わりありませんので(もちろんダートはありませんよ)、是非関東の方々もいかがですか?

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モタードは今回5台だけだったんです。


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ええ、何故か全日本に行っていない吾妻選手がいますけどw

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まあ、ざっくりと市販者とレーサー250ccまでとレーサー450ccみたいな感じでクラスは分かれております。
ミニのクラスもありますので、皆さん是非!

次回は8/6(日)開催です(SMJ広島とかぶってますが、行かない方は是非)。

以前のBLOGでタイヤとチェーン交換したWR250Rに、KTM製内圧コントロールバルブを取り付けました。
ただ、継手のサイズが太かったので、旋盤で細く引いて取り付けました。

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KTM製のこれは、バネの力で動作が決まっているので、250ccだと低回転はちょっと効きが悪いです。
低回転から滑らかな効きをするのは、レデューサーです。

お次はWRE125のハンドルロック交換。
輸送会社が搬送した際に、何故か鍵を中で折ってしまったそうで...
しかも鍵が1本しかなかったので、メインスイッチも交換する事に...

まずは蓋を取って...

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中身を破壊して取り出します。

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あとは、中をきれいにして新品を取り付けて完成です。


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次はモタード化したTE250R、チェーンガードを取り外しました。
で、取り付けのネジ穴をそのままにしておくのはかっこ悪いので、純正のプラグを叩き込みます。

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個人的にはチェーンガードは無いほうがかっこいいです。
そして、チェーンガードステーとかは、切り取ってしまいたいです(ハスクには有りませんが)。


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スッキリ!


お次はTE250Rの再生と車高変更です。
まずはオイルを抜いて、ストレーナーもチェック。

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走行は100km以下なんですが、ほぼ新車なのでまだガスケット類のカスが付いてますね。

2年は放置なので、クーラントも抜きます。

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ラジエターキャップを開けてドレンを抜いたのに、クーラントが出てきません!
中でクーラントが固体化して詰まっていました。

タンクの中のガソリンは、異臭を放っていたので、ポンプを引きずり出してチェックします。


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ガム状になってはいなかったので、軽く洗浄してガソリンを入れなおして、少しフューエルワンを添加しておきます。
ヘッドカバーを開けて、上からオイルを垂らす前に、バルブクリアランスもチェックします。

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エアクリーナーエレメントはすっかりオイルが下がっています。

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洗浄してフィルターオイルを塗りなおして起きます。
待ち乗りでも3ヶ月にいっぺんくらいは塗りなおしてくださいね。


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リアショックのガス圧は、ちょっと低めです。


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高速ダンパー部のOリングが、2箇所切れていました...

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車高を下げるカラーを作って、組みなおします。

お次はフロントです。

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TE250Rの最終方だけ、ツインチャンバーモデルなので、作業は普通のTE250Rよりは楽です(カートリッジを切らなくてすむので)。

で、車高を下げたらスタンドが機能しなくなったので、カットします。

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今回は車高を35mm下げました。

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たまには普通のお仕事で、カブのタイヤとチェーン交換。


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チェーン引きがもう、めいっぱいなんですが、チェーンがだるんだるんです...

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スプロケの歯が、斜めってます...

タイヤはミシュランのM35を使っています。
減らなくて良いですよ、国産の4倍は持ちます!

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さて、売れたDRZ400SMをばらしてチェックします。
前後タイヤはミシュランのパイロットパワー2CTに交換して、キャブとクラッチ、オイルポンプ回りをチェックします。

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キャブはWR400F用のFCRかな、中身は綺麗でしたが、Oリング類はヘタリ始めていたので、交換します。


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クラッチ板やスプリング、ハウジングも良好で、オイルポンプもほとんど傷が無く優秀でした。
ガスケット類を変えて組みなおします。

以前80mmショートにしたCRF150Rのフロントフォーク、ちょっと前にバネレートを変更してプリロードも変えたんですが、やはりカットしたスプリングと大目のプリロードのせいか(ノーマル比)、初期が動かないとの事で、今回はノーマルのバネを使えるように、カートリッジをカットする事にしました。

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カットして内径をザグって、ネジ切りして通路穴を4箇所開けます。


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最初、オイルロックピースがないので、全屈時にカートリッジ内でぶつかってしまうかと思って、樹脂でカラーを作りましたが、全屈時はインナーチューブがトップキャップにぶつかって止まる設計になっているのが分かったので、普通に組みなおしました(てっきりバネの全部潰れた状態で規制してるだけなのかと思ってたんです)。

寸法を拾っていくのは、時間が掛かります...

最後は現行セローでエンデューロに出たいという方から、タイヤの変更とビードストッパーの取り付け、フロントスプロケットの1丁下げ、それとスロットル周りに不具合があったので、それの修正を行いました。

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押すとなんか重いので原因を探ると、スプロケガードが曲がっていて、チェーンと当たっていました。

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これは曲げなおして修正。
弱いんで、マメに見ないといつの間にか曲がっている感じでしょうね。

リアはチューブレスリムなので、ビードストッパーを入れるのに加工しないといけません。
リブを削るのですが、なかなか分厚くて工具が入る隙間が無いので、フライスにセットしてエンドミルで切削しました。

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後は穴を開けてビードストッパーを取り付けて、ハードチューブを入れて、今回タイヤはVeeRubberを使いました(お客様指定)。
タイヤは昔からお世話になっているBIKARSさんから在庫を分けてもらいました。

スロットルはこんな状態でハンドガードをつけてありました...

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これだと転んだ際に、アクセルが開いたまま固定されて、バイクが暴れる可能性があります。

大変危険なので絶対にダメです!!


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ハンドルがノーマルの鉄ハンドルで、ホルダーもセルスイッチ部分もダボがあってあんまりずらせない(穴をハンドルに開け増すと折れる可能性が高くなる)ので、ダボを小さく削ってずらした上で、グリップも削って短くして当たらないようにしました。
コレは最低限の加工です、こうしないと絶対にダメなんです(危険です)。


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タイヤが変わるだけでも、ずいぶん格好良くなりますね!

モタゴッコやSMJエビスも近くなってきて、かなりバタバタな感じです。

がんばりマウス!

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2017年5月13日 (土)

明日から

スポーツランドSUGOでは、全日本ロードレースが行われます。
スポット参戦の地元、横江選手やヨシムラからJSBに参戦するちょっと前までSMJに参戦していた濱原選手、ヤマハファクトリーからは同じく野佐根選手と、是非みんなで応援しましょう!

SUGOさんのHPはコチラから!

翌週は、同じくSUGO西コースでMINI+MOTO選手権が行われます。
SMJ九州に行かれない方は、是非!

さて、GW中もずっとお仕事をしておりましたが、なかなか進まず、すっかり予定の倍以上の時間を使ってしまいました。

やっていたのは'16 CRF450Rのサスペンションモタードモディファイです。
フロントのエアサスはKYBなんですが、各メーカーや年式、排気量によって中身がかなり違うので、なかなか大変です。

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以前バラした'16 RMZ250との相違点は、伸び、圧が左右で独立している(左が伸のみ、右は圧のみ)。
トップアウトスプリングの長さが違う(CRFの方が短かったです)。

カシメを飛ばしてロッドを取り出して、ダンパー部をバラします(左右で違う構造になります)。


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車高を30mm下げて、細かい加工をして組み立てます。


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カシメをプレスで再現して、後は普通に組み立てます。

次はリアショックなんですが、これも'16 RMZ250と違い、伸びがショック下側に無い物でした。

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ガス圧はちょっと低いですね。


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リアも車高を下げるので、バネスペースが足りないので、座金を削ってスペースを作ります。

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エア抜き部分も新設します。

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今回はEIBACHのバネを使って組み上げました。

前後とも低速の厚側が付けられない、なかなか難しいショックでした。
ただ、エアサスって乗らないと分からない(押しても分からない)ので、お客様に乗ってもらうまで不安です。

同時にオイルキャッチタンクの製作を頼まれていましたので作るんですが、取り付け場所にかなり悩みました。

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タンク自体は'14CRFと同じ寸法の物を作って、ステー類をかなり変更して切り出しました。


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ヘッドからのホースは、純正を延長して使います。

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ブローバイのホースはコネクティングチューブの途中に入るので、プラグを作って(ジュラコン)ホースはエアクリーナーに入れます。

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ホイールなどはお客さんがご自身で取り付けるので、低いモトクロッサーの出来上がりです。

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調子良いといいんですが...

そんな比較対象にした'16 RMZ250に使っているアクラポッチにグラスウール交換。


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2/5はウールが無くなってました。
でもこれでも音量が余裕で通るんですね。

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お次はFS450のリアバネ変更とスリッパークラッチのレート変更。


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リアショック外すのに、スイングアームを外すという...

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スリッパーのセカンダリーバネをレートアップ(エンブレ強め)に変更。

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それとリアブレーキのリターンスプリングが5回乗ると切れてしまうので、CRFの物に変更。

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コレで切れないと良いんだけど...


そしてもうひとつハマッていたのが、ヤフオクで購入したCRF150Rの整備でした。
とりあえずエンジンの調整、キャブの調整(ホットスターターがちゃんと付いていなかった)、クラッチレバー、ホルダーの変更(ワイヤー等の取り回しも変)、スロットルの戻りが悪い。
それ以外も突っ込みどこらが多いのと、泥がこびりついてて普通の洗浄では落ちなくて、見積を作る前段階でかなり時間が掛かる事に...


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2時間ちょっと洗って店の中に...
ハンドルのセットがトライアル車のようです。


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ワイヤーがものすごい取り回しで、無理が多い曲がりです。
それとフロントゼッケンの上部はカットしてはいけません。
ジャンプした時にブレーキホースが引っかかってしまいます(モタード車両でも処理が悪い車両が多いです)。


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フロントブレーキホース、中が見えてます...


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ホットスターターワイヤーの向きと取り付けが変です。


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中でワイヤーはすっかりへんな曲がりがついてまして、さらに曲げ部分の金属チューブの取り付けが逆で、それを無理やり取り付けてありました。


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なんでしょう、この液体ガスケットは...

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スロットルワイヤーは錆びて引っ張っても出てきません...


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ハンドルもスロットルと擦れる部分が、すっかり削れてへこんでいます。


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ミッションブリーザーホースがエアクリーナーに戻すのに、車体下から出ています。


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キャブのバンドは、指定の位置じゃない向きで無理やり締めこんでありました。

カムはホットカムが入っていたのですが、バルブクリアランスはIN、EXとも同じ数値でした(驚
で、カムスプロケを固定しているボルトは、すっかりナメ始めてました...


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ちなみにカムチェーンテンショナーのボルトのガスケットが入っておらず、ものすごいトルクで締め付けてありました...

キャブは、ドレンが皿のようになるくらい変形するほど締め付けてありました。

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まだまだ突っ込みどころ満載ですが、いい加減修理に入ります。

まずはキャブを洗います。

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いままで開けたFCRの中で、一番汚れていました。
埃とオイル分とアルミの削れたカスが、びっちりこびりついていまして、洗浄に2時間以上掛かりました。


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スロットルバルブのプレートもすっかり剥げているので交換です(9000円位します)。


もうボディーもすっかり減っています...

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ジェット類も変更して、ネジ類も全部舐めていたので交換して、Oリングも全部交換しました。
スロットルポジションセンサーも抵抗値を見ながら調整して組みなおします。

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バルブクリアランスを見て、シムを変更。
組みなおしてカムスプロケをつけるときに、何か変だなと...

あ、カムチェーン外れてる!!

普通は外れないんです(下側)、外れないように下側にプレートが付いているんです。
で、外れると言う事は、それが無いか、それとも曲がっているのか...

しょうがないので左のカバーを外して、フライホイールを外して確認。

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曲がっていました。
曲がっていたと言う事は、チェーンが飛んだか、無理やり何かやったのか...


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触れば触るほどだめな所が出てくる...

ハンドルもレンサルのCRF150R大人用の物に変更。

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スロットルチューブとグリップは、お客様の用意した物なんですが、これも10年前から進歩が無いですね...

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スロットルホルダーを締めると、動きが悪くなる...
一部削って、バリを取って使えるように...

グリップはPROGRIPなんですが、スロットル側は長く、そしてスロットルホルダーと接触してしまうので、離して接着します。

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リアブレーキローターも変形していたので、リアホイールを外すと何故かスイングアームのアクスル部にグリスが超てんこ盛り...

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なんでしょう、これは何かのおまじないなんでしょうか...

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キャブのセットを出してみますが、キャブが減ってるのと、加速ポンプの出すガソリンの量が多くて、アイドリングを落ち着かせるのに苦労しました。

なんとか乗れるレベルになりましたが、結構お金掛かりました。
ヤフオク車両には注意しましょう。

さて、やっと全バラ車両のKTM690とSM450RRをバラススペースを何とか確保しました。
今までエンジン3基バラしてあったので、バラス場所が無かったんです。

今月もあっという間に中盤です、がんばります。

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2017年4月 9日 (日)

4/16SUGOモタゴッコ!

来週の日曜日、4/16はSUGOでモタゴッコが開催されます!

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SUGOモタゴッコ関連ページ(お申込み含む)はこちらから!

早割りエントリーは終了しましたので、これからは6480円でエントリー可能となります。

モタゴッコはレースではありません、練習会です。
広い駐車場や初心者向けのオフロードコースで、ご自身のレベルに合わせて練習が出来ます!
今回のインストラクターは豪華です、全日本スーパーモトプロクラスのライダーが3名です!
チャンピオン森田一輝、今年は希望ゼッケン#28で走る千葉智、昨年のオープンクラスチャンピオンの吾妻裕人です。
それと、私大森の4名でやります。
なんかうまく乗れない、それが何が悪いのか分からない、どうやったらうまくなるのか、効率よく練習するにはどうしたらいいのか、今年一発目だからゆったりと休み休み練習したいとか、皆さん自由にやっています。

集合場所はMパーク(地図真ん中のだだっ広い駐車場です。当日の受付もココになります)です。

見学も出来ますので、みたい方はお声掛けください。

お待ちしておりマース!!

ええと、先週4/2は日光サーキットで行われた「日光チャレンジロード」のモタード耐久に、お客様と参加してきました。

結果はクラス4位の総合3位でした。
マシントラブルがあって、ピットスタートだったんですが、ゆるい内容でロード系の方がモタードマシンで遊ぶなら、最高に楽しいレースです。

今回は、お世話になっているBram RACINGの方々が多くて、久しぶりに走る方や、女子チームがいたりとワイワイ楽しくやりました。

雰囲気で画像を少しだけ...
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さて、そんな耐久に使ったSM450R、レース前に整備していてブレーキフルードがやられていました...

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フルードが吸湿するのか固体化(結晶化)していました。
取り除いたんですが、微量に残っていたようで、レース当日の練習走行中に詰まってしまい、リアブレーキが効きっ放しになってしまいました。
ある銘柄のフルードだけ良くこうなるので、ここ数年は使っていなかったんですが...

さて、ココからは時系列でお仕事を...

以前モディファイしたCRF150Rの前後サス、バネレートと車高の変更を頼まれました。


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ショック長を伸ばして、取り付け穴を開けなおして、車体取り付け時の車高はそのままで、バネのスペースが長くなった事もあって、バネをノーマルに変更しました。

お次はフロントですが、こちらは車高の変更は無しで、バネレートの変更です。


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80mmショートでそれにあわせてバネをカットしてレートを上げていたのですが、今回はノーマルでも柔らかい奴をなるべくカットしないで、レートがあがらないようにして作りました。
まあ、計算どおりにはならないんですけどね、今後のたたき台です。

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少しづつ良くなっていくと良いのですが...

お次はTTR250のリアショック。
リザーバータンクに行くホースが無いので、ブレーキホースを流用して作るのですが、バンジョー部の作りが違うので(ノーマルはOリング。今回はクラッシュワッシャです)、クラッシュワッシャをOリングの厚み分も満たすように、段付きで作り直します。

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いろいろとはしょって完成!

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お次はCR85RとYZ250Fのリアショックオーバーホールです。


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どちらもガス圧は5k台でした...


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で、YZ250Fの方は、何故かダストシールだけSHOWAのものが使われており、今回は手持ちのシールヘッドに交換しました。

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CR85Rはショック長を5mm短くしてといわれたので、カラーを作ってシールヘッドを奥に入れています。


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完成!
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'16 CRF450R用にモタードホイールの注文を頂きまして、今回はDF製のフロント3.50×16.5、リア5.00×17のキットを使いました。
コンプリート品ですが、開けて寸法を確認します。

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フロントがクロススポークなのは、キャリパーを入れやすいので良いですね。

お次はTZR250(1KT)の修理です。
ノーマルのステップが曲がっているので、持込のバックステップをつけようかと見てみると...


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ステッププレートが結構ぐにゃぐにゃで、修正して取り付けてみると、なんとスイングアームと当たりそう...
しかも、ブレーキスイッチが届かないので、ノーマルを修正して使いました。

で、そのステップに着くチャンバーも曲がっていてスイングアームに当たっているので修正。


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ガスケットは長年の使用で、良く分からない物体になっていますw

テールの穴径に合うように、無垢のS45Cを旋盤で引いて、叩き込んで修正します。

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当たらなくなったと思って安心したら、左右でえらい高さが違うのに気が付いて、もう一回修正しました。
それと、フランジもゆるゆるだったので板金ハンマーで修正。
リアブレーキペダルを踏み込むと当たるので、それも板金ハンマーで修正。
最後に耐熱スプレーを塗って完成!

アッパーカウルも割れまくりで、カウルステーも曲がっていたので修正しました。


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基準が無いから大変です...

なんとかちゃんと着きました。

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アッパーカウルは10箇所ほど割れていたのを、開先をとって、ひたすらプラリペアで修理しました。


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もう純正は売って無いので、FRPのカウルを買ったのですが、まだ届かないので暫定です。
スクリーンも社外品のアクリルです。

ブレーキレバーも曲がっていたので交換して、バッテリーも充電しなおして試乗してきました。


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高校生の時に乗ったときの事を、思い出しました...
もう30年前なんですねぇ...(シミジミ


DRZ400SMもキャブセットを進めていました。


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キャリアもちゃんと付くか、取り付けてみました。

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さて、ホイールやタイヤ組をやるぞと、並べて見ました。

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まずはKTM50SXのスポーク組。
ローター側からスポーク組まないといけないんですね(忘れないように書いている)。

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タイヤ組むほうが大変でした。
しかも、新品のチューブに付いていたムシがダメでエア漏れ...

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もう...

お次はSM250Rのフロントホイール。
リムを粉体塗装で黒く塗って、スポークを特注してニップルをアルミに変更。

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これがこうなってきました。

Dscn1897

ニップルが鉄→アルミなので、直径が変わるので、リムのニップル穴を拡大してあります(結構面倒です、角度が付くので)。

で、スポークの寸法が間違ってるのが発覚して焦っております。

SM250Rは他にも取り付けるパーツが届いて...

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タイヤやメーター、ハンドガードや軽いバッテリーに充電器など。

KTM50SXはクラッチ回りをまた修理。

Dscn1893
これは予備のものだそうで、こっちはクラッチ板が割れて、柱が負けて抉れていたので、そこそこ掛かりますね。

他にもCRF150Rを1台、YZ250Fを1台お預りしております。

NINJAもすすめて、KTM690とSM450RRの見積もしないと...

4月もなかなかなかんじですが、がんばって進めていきます!

続きを読む "4/16SUGOモタゴッコ!"

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2017年3月27日 (月)

もう3月も最終週ですね...

確定申告もなんとか終わらせまして(最終日の夜7時半に送信しました)、お待ちいただいている仕事を進めておりました。

ですが、4/2(日)は日光サーキットで行われるモタード耐久にお客様と参加してきます(お店は休みとなります)。

お待たせしておいてなんですが、でもこういうイベントには台数を集めておかないと、開催されないようになってしまいますから。
エビスサーキットさん、モタデューロの告知がありませんねぇ、昨年一回しかなかったモタデューロが、台数が少なくて開催されなかったので...

日光サーキットのモタード耐久は、まだエントリーに間に合います。
敷居はものすごく低いですw
エントリーはこちらから!

4/16には、SUGOでモタゴッコもあります。

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エントリーはスポーツランドSUGOのモタゴッコのページからお願いいたします。

SUGOモタゴッコのページはこちらから!

今回のモタゴッコは、午前中Mパーク(メインゲート脇の多目的広場)と午後はビギナーズフィールド(オフロードコース)での練習会になります(西コースの走行はありません)。

さて、また作業を大体の時系列で...

まずは遠く九州からお預りした、TTR250のリアショックオーバーホール。
Dscn1793

たぶん初バラシなんでしょう、20年以上経ってますから、中身はものすごい真っ黒なオイルと、ガスはすっかり無くなってました。

そしてTTRでよくある、アッパーブッシュのカラーが、錆びて取れません。


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以前にも何回かやったんですけど、かなり苦戦しました。
今回はVipro'sのマリンルブリカントを吹きかけて、一晩置いておいたら、軽く叩いたら抜けてくれました。
やはりこのケミカル、かなり優秀です。

このショック、リザーバーに行くホースもやばそうなので、代替品を探してちょっと保留です(もう見つけましたが)。
SOQIももう部品が出なくなるそうで、コレからますます大変でしょうね...

頼まれていたブーツセーバーを、ワンセットだけ製作しました。

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お次はCRF250Xの前後サスモタードモディファイ。
だいぶお待たせしていたので、一気に終わらせるつもりが、ちょっとはまりました。
CRF250XとCRF250Rは結構部品が違いますので、注意が必要です。
そしてCRF250Xはバネレートがかなり低い物が入っているので、コレを替えないとどうにもなりません。


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スプリングシート固定用のCリング溝は、プリロードを多く掛けられるように、3本ほど強くなる方向に多めに溝を切っておきます。


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シムを選定して組みなおします。
車高調整のカラーも作って、入れてあります。

CRF250Xは加圧ダンパーのレートが低かったり、ダンパーロッドが研磨された鉄だったりと、細かく違います。


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走行距離は少ないそうなんですが、年数が経っているので消耗品は一通り交換しました。
画像はありませんが、右側のインナーチューブに、大き目の傷があり修正して組みなおしました。

お次はリアですが、ガス圧を計るとかなり低い状態でした。

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大抵8k台なんですが6kだと、ちょっとダメですね。

で、ばらして洗浄してロッドに錆を見つけてしまいました。


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全ストロークの真ん中辺りなので、これはちょっとダメです。

手持ちのロッドのから長さが同じ物を見つけて、交換しました。
CRF250Rの物なので、下側のナットがアルミです(CRF250Xは鉄です。細かい部分がコストダウンなのか鉄です)。


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なんとか完成しました。


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お次は'12 YZ250Fのスイングアームショート加工です。
今回はスイングアーム右内側を抉る加工もするので、いつもよりも大変です。

とりあえず洗浄して状態を確認します(脂分があると溶接が出来ませんから)。

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シャフトやスライダーの状態は、良くありません。
シャフトは腐食や錆が出たりすると、ホイールのベアリングにも悪さしますし、作業性も悪くなります。
また、ねじ山も使っているうちに悪くなりますから、定期的に交換しましょう。

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シールリップも1/3は、潰れたまま押し込まれていました

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スイングアーム自体は、右に寄っていて左が低い状態でした。
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ジグに合いません...

まあ、こういうのは新品から良くあるのですが、片方に寄ってるのは、ジグとの位置関係が悪くなるので、ちょっと厄介です。

チェーンガイドの皿ザグリも、やり直しておきました。


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寸法を作って、カットしていきます(今回は時間が掛かりました...)。


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内側の抉る部分です。

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YZは抉ったっことが無かったので、少しづつ切って中を確認しながら、切り込んでいきます。

ブレーキガイドや...

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チェーンガードのステーもジグにセットして...

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そうなんです、スイングアームの位置がずれると、このジグが使えないんです。

チェーン引き部分とアームの部分は、過去最大に隙間が開いています。


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3重に溶接して、強度を確保します。
熱を入れる量が変わるので、ひずむんです...


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途中で修正しながら、寸法をマメにチェックしながら溶接します。
左右の高さ違いや、ズレも修正してあります。

お次はまだやってるんですかといわれるDRZ400SMです。
車検は通したので、仕上げに入ります。
まずはSDGのシートを削って良い高さのシートにします。


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ものすごい高さの差が有ります。
私が乗っても高すぎです(ステップから遠すぎます)。

シート表皮をめくってケガキをして...

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削っては座ってを何度も何度もやっていきます。


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シート表皮も硬くて、久しぶりにヒートガンで暖めながら引っ張って張りました。


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お次はグラフィックを張りこみます。
元々貼ってあったグラフィックをはがすのが、めちゃくちゃ大変でした...

そしてDRZはグラフィックを貼るのが、かなり大変なんです!

で、やっと完成です!

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カッコイイ!

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コンセプトは「開幕前のテスト時のMOTOGPマシン風」で、スズキなのでバリーシーンのゼッケン「7」を入れてもらいました。
まあ、他にもいろいろと注文はしたんですが、製作してくれたウランコアデザインズさん、ありがとう!

で、出来たのはいいのですがセットアップをしないといけません。
足もエンジンもいろいろと替えたので、バランスを取らないと...

で、足のほうはいいんですが、燃調はちょっと大変です。
あえてのノーマル負圧キャブなんですが、これがジェット替えるだけでも大変!


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で、外は雨が降ってくるという...

明日も天気悪いのね...

ということでお次はYZF-R3のリコール修理(2回目)。
とりあえず洗車して、バラしていきます。

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相変わらず慣れて無いので、マニュアルガン見して、ばらして組みなおします。
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動作確認して完成!
ついでに軽い点検をしておしまい!
R3はカッコイイので好きなんです。

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ふふっ、なんかかわいいw

さ、明日は売れたSM250Rも少し進めないと...
今週もがんばります!

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2017年3月12日 (日)

いっぱいいっぱいになっております...

更新が出来ておりませんが、かなり遅れながらも作業を進めております。
今週も確定申告作業を昼間も行っておりますので、申し訳ありませんが無用な御来店はお控えいただくようお願いいたします。

15日に確定申告、16日は車検に行っておりますので、不在となります。

すみませんが宜しくお願いいたします。

そして、相変わらずの中古車両の御紹介です。
文章でしか書いていなかったSM250R、御購入いただきました。
下取でDRZ400SMが入荷予定です。
距離は走っていますが、安めのDRZ400SMが欲しいかたは、是非御相談を。

さて、時系列ではちょっとずれるんですが、まずは'16 RMZ250のエンジン搭載。
今回、フルコンからノーマルECU+パワーコマンダーに戻すのですが、ハーネス全交換でステー類が細かく切って合ったり向きが変わってたりで、えらい時間が掛かりました。
なるべくノーマル状態に戻します。
なぜなら、オーナーが分からなくなった際に、マニュアルを見れば正解が乗っているからです(大事なんです)。

まあ、スズキなんでちょっとやられるんですが、まあRMZはまだいいほうです(後でやられております。

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モトクロッサーでも、インジェクションモデルは、なかなか配線がいっぱいです。
スロットルボディも綺麗にしておきます(結構汚れているんです)。

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ハンドガードも新品の予備を製作しておきます。
曲げなおして、プロテクターも取り付けておくんですが、曲げると全く穴位置が合いません。

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細かく欠品しているネジや、ネジ穴がふけてるのを治したり、キャッチタンク取り付けのカラーがなくなってたりと、全てちゃんと作り直して、現地で困らないように作りこみます。

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KTM50MINIのクラッチ回りも、部品が届いて組みなおして完成。

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前回は、クラッチ版が割れたのに、そのまま乗っていたせいで、ずいぶん他の部品がやられていましたが、今回はそんなに消耗も無く、悪くない状態でした。
ネジロックが強いのが、一番大変です。

さあ、DRZ400SMの組み立てです。
まずはエンジン、各部をASSYにしておきます。
ミッションのカウンターシャフトを交換します。

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手前が元から入っている奴です(錆びてるからわかりますよね)。

これ、何が違うかというと、元からの奴は、軽量化で中空のシャフトなんです。
新しいのは、無垢のシャフトになっています。


Dscn1702

上が新しいものです。
穴は開いていません、切削用にもみつけしてあるだけです。

ええ、良く折れるんです。
そして、中空で剛性が不足してるのか、スプロケのナットが良く緩むんですよ...
バカみたいに締めると、スプロケごと折れますよ。

ケースを暖めて、ベアリングを入れ替えます。

Dscn1703
実は、コレは2回目で、最初元々積んであったエンジンのケースを使うかと、暖めてベアリングを左側のカウンターシャフトのベアリング以外全部入れて、最後にそこのベアリングを入れると...

緩い...

緩すぎる...

あわてて、全部ベアリングをそ~っと抜いて、予備で買ってあったエンジンのケースに入れ替えました。

手間が2倍以上掛かりました...

Dscn1704


ASSYにして組み立てるだけにしておきます。

ヘッドはシートカットして...
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シートカットもかなりてこずってしまいました。
角度が浅く、手が痛い...

ポートは段付きと柱周りを削っておきました。

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リフターとカム(ヨシムラ)はラッピングしておきます。

Dscn1711

ミッションは、ギアを数個交換、クリップなどを新品にして、ドグ回りをリューターで整えておきます。


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クランクはバラして...

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フレを取って...
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さあ、コレで組み立てが出来ます。

で、腰下で問題が...

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クラッチのセンターナットを締めると、かなり動きが重くなってしまいます...

いろいろと原因を探って、クラッチのシャフトのフレを見たり、カラーの全長や、締めこむと太ってしまわないか、他にもクリアランスをいろいろと計測します...

Dscn1717


Dscn1718

何の事はない、私の誤組でした...
一次ギアの裏表が逆で、クラッチハウジングとうっすら接触していたんです...

ええ、でもこれ、マニュアルでもパーツリストにも載ってる向きで組んでたんです。
まあ、原理から言えば私が悪いんですが、こういうところはスズキは腹立たしいんです...


で、後は腰上を組み上げて、ヨシムラのカムのバルタイを取りますが、バルタイを取る為には、バルブクリアランスをしっかり見ないといけません。
で、このタイプのシムは300枚くらい持っていますが、厚みが見事にほぼ持っていない寸法...

なんでこんなに分厚いの使うんだよ...

とりあえず、薄いシムを2枚重ねて(そのくらい厚いんです)バルブクリアランスを取って、バルタイを先にとってしまいます。

Dscn1719

中古で買ったエンジンについていたカムなので、カムだけ組もうと思ったら、インテークバルブスプリングにプリロードを掛ける為のシムと、バルブ全数用のコッターも専用品でした。
そしてスライドスプロケットなので、ロブセンターをどのくらいで組むのが良いのかわからないので、ヨシムラに聞いたら、すぐ教えていただけました。


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で、結局シムは気合で削って、エンジンは完成。

通常の3倍以上時間が掛かりましたorz


お次はキャブです。
3年放置なので、ゴム類全交換です。

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緑の汁が垂れてきて、凄いオイニーを撒き散らしております...


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フロートやジェットは緑色になっていますが、キャブクリーナーですぐ綺麗になりました。
しかし、緑色で苔みたいになってるのって、一体何年放置してるんでしょう...


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ソレノイド類のゴムやフロートジェット周りも全部新品にします。
このキャブは、バクダンキットを組み込んであるので、メインやニードルは形が違います。


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ホース類も全部新品にしました。

お次は燃料タンクもコックを外して確認です。

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大抵ゴミがたまっています。

Oリングを替えて、タンク自体に錆が無いかも確認します(錆びは全く有りませんでした)。

で、クラッチカバーも新品に...

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裏から見たら、クラックが入っていました...


次は車体です。
ますはリアショックをオーバーホールします。

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ちょっとダンパーもいじって、バネレートも変更します。


Dscn1755

お次はフロントです。


Dscn1756

前後とも以前私がバラしてるんですが、フロントはその前に他所でバラしてるんですが、その際のばらし方が悪く、ロッドに傷があったり、DRZはちょっとバラシずらいもんで、気をつけないとダメなんです。

で、またやられました。
Oリングの寸法が違います...

Dscn1759

4個やたら大きいOリングが来ました。
部品番号は合ってます。
こういうの、本当にカンベンして欲しいですね。

足回りの部品を全部洗浄して、チェックします。

Dscn1761

なかなかの汚れっぷりで、丸一日掛かりました...


Dscn1763

ベアリング類は全部大丈夫だったので、グリスアップしていきます。
スイングアームのスラストベアリングも、シールを外してきれいにしてグリスアップします。


Dscn1764

次はホイール回りです。

前後ともチューブレス加工しますが、その前にフレ取りをします。


Dscn1766

やはり年数が経っているので、細かい腐食や汚れで、チューブレスを貼る為の下準備で、3時間ほど掛かりました...


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でも、コレをちゃんとしないと、全く意味が無いんです。

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前後とも一発でOKでした(良かった... 5時間も掛かりました...

リアはスプロケをISAのアルミに変更、スプロケボルトとナットはCRF用にして、ハブダンパーも新品にします。

他にもクラッチホルダーを修正したり、ワイヤー類を変えたり注油したりと細かい修正をいっぱいします。
あ、ネジ穴のヘリサート修正も結構やりました。

結構大変です...

で、車体に組み込む前に、フレームをきれいにして、ドライサンプのオイルタンクになっている部分に、ストレーナーがあるので、外してゴミが付いてないかチェックします。


Dscn1768


そこそこゴミが付いていました。
画像に写っているウインカーステーは、錆が出ていたので磨こうかと外したら、クラックを見つけてしまい、新規で製作しました。
良く折れるんですよ、このステー...

Dscn1770

この段階で、まずはエンジンを掛けます。
ラジエターホースもシリコンの新品を入れてあります。

プラグが無い状態でセルを回して、油をいきわたらせて、プラグを付け、タンクを付けてセルを回すと、あっけなくエンジンが掛かりました。

リアのブレーキのカップも交換しますが、コレもフルードが固体化してました。

Dscn1771

ホースも詰まってしまっていて、なかなか大変でした。

ヘッドライトカウルも社外品を使おうと思っていたんですが、メーターやライト部分に干渉して、取り付けがなかなか大変。
ステーを加工して、いろいろと配線の取り回しを替えたりして、なんとか着きました。

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ウインカーステーも新規で製作、曲げが無いようにして、折れ対策にします。

Dscn1773

ハンドルをテーパーバーにしたら、メインスイッチの取り付けができなくなりました。
ステーだけ頼もうとしたら、なんとメインスイッチとASSYでしか部品が出ない...
キーが変わっちゃう(キーシリンダーだけ古いのを使えば良いんですけど、無駄だ...)。

で、着くようにステーを加工しました。


Dscn1775

ハンドルのクランプが、かまぼこ型なので、上にオフセットするためにカラーを製作して、ネジの取り付けが一箇所だとキーを回すときに動く可能性があるので、ステーをカットしてクランプの頂点に、M4のネジで回り止めを作りました。

ハンドガードはCYCRAでUクランプを使います。
こうじゃないと、クラッチワイヤーやブレーキホースが干渉してしまいます。

Dscn1776

とりあえず車検に持っていける仕様にはなりました。

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北の大地からSM450RRをお預りしました。

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久しぶりに仙台のフェリー埠頭に行きました。

2階でハングオンはやっていません。←分かる人にはわかるw

確定申告をとにかく終わらせなければ...
15日の24時がリミットです...(e-taxなので

が、がんばりマウス(震え声

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2017年2月21日 (火)

前回のblogから、もう2週間が...

気が付くと、前回のblog更新が2週間前でした。
おかげさまでいろいろとお仕事を頂いてまして、「このくらいなら先にやっておくか...」と手をつけたものに限ってはまってしまって、スケジュールが駄々遅れという悪循環に陥っております。

とりあえず時系列的に...

ケース交換となったNSF250R、各部をassyにしておいたので、バンバン組み立てていきます。
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いちおう上死点は合いマークではなく、ちゃんと見てバルタイも確認しておきます。

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車体に載せるかと、エアボックスを清掃しようとすると、こんなところにも小石がたくさん...
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全部洗って乾燥させて、組んでいきます。

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エンジンスターターで始動させて、水温油温を上げて確認して完成。


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3月頭にSUGOで走行枠がありますが、まだ寒いだろうなぁ...

お次はFS450のリア周り。
まずはリンク比を調べる為に、リアショックからバネを抜いて、またショックだけ車体に戻して、寸法を確認します。


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FS450はリアショックを抜くのに、スイングアームを外すのがちょっと面倒ですね。

どのくらい車高を上げるか、ショック自体を何mm伸ばすか寸法を決めたので、リアショックをバラします。


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車高を決めているカラーの寸法を測ると、4箇所もテーパーになっています...

トップアウトスプリングが入る部分もあるので、寸法をちゃんとしないとダメです。


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左が元々入っていたもので、右が製作した物になります。


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短い分、車高は上がります。

そしてこのタイプのWPは、ウチではガスを入れる事ができないので、知り合いにお願いしました。
その間に、リンクやスイングアームのベアリングをグリスアップしておきます。

リアショックが戻ってきて完成!

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ノーマルですと、フロントのストローク量が280mmでリアは260mmなんです。
今回作った仕様のほうが、日本では良いと思います。

お次はDRZ400SMの製作です。
2月末納車なので、かなりがんばらないといけません。

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まずはエンジンをバラして、パーツの注文しないといけないのですが、なんと以前作ったフライホイールプーラーが一山くらいしか噛みません...
ネジピッチも一緒なのですが、以前ばらしたフライホイールもあったので、あわせてみると指二本位でするする入る...

しょうがないので、旋盤にくわえなおして、ギアを入れ替えたりなんだりして、2時間弱のロスでした。

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ばらしたエンジンも程度は良いのですが、ベアリングやシール類はほとんど交換して組みなおします。

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一番大事なのは、カウンターギアのシャフトの交換です。
これを後期型の物と交換するのが、一番の目的です。

お次はCBR250Rのハンドルストッパーの再生。

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転倒した際に、ストッパーがぶっ飛んだので、同じ厚みの鉄板を切り出して、溶接して完成です。

お次はWR250Xの前後サスオーバーホールとちょっとチューンです。

リアはシール類を純正からSHOWAの物を使えるように、シールヘッドや細かいパーツを作ります。

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左が今回作った物で、右がノーマルです。

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シムも結構変更して、組みなおします。

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車高下げリンクが入っていたので、コレをノーマルリンクに戻すので、ショックの車高調整を短くして組み込んでおきます。

結構下がるんですけど、皆さん余りいじりませんね、この部分...

で、組み立てようとして外したワッシャーを見てビックリ、割れてました。

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お客様に話しを聞いたら、どうも中古で買ったので、前のオーナーの時にやってしまっていた模様です。
これは大変危険です。
で、部品は外形と厚みが同じで、内径が小さいワッシャーがあったので、旋盤で削って作りました。


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リンクはそこそこ長さが違いますね。
Dscn1671

右がノーマルです。

お次はフロントなんですが、ステムのネジを緩めてもフォークが抜けません。
理由のひとつは、ハンドガードなんです。


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いつもblogに書いていますが、いろんな種類のあるハンドルに、曲がりが1種類しかないハンドガードが、そのままで付く事はありえません。
そしてこのように隙間が開く、斜めに付く。
コレを強引に締めるとテンションが掛かって、ちゃんとクランプ出来ないんです。
で、このまま激しく転ぶと、トップブリッジも曲がります。

フォークをバラして確認すると、インナーチューブ内側に錆がそこそこありました。

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まあ、新品でもあったりするんで、ちゃんとチェックしましょう。

今回はプリロードを少し掛ける為に、段付きのスペーサーを製作しました。

Dscn1679

後は普通に組み上げて完成です。

Dscn1681

これで高速コーナーでのふらふら感はかなりなくなるはずです。
それとポジションでもそう言う現象は出ますので、一概にサスだけでというわけではないことは、頭に入れて置いてください。

お次は500Γに使っている、RS250のリアショックオーバーホールです。
ガス圧を計ると...

Dscn1685

え~っと、ただのオイルダンパーだったようです...
セットアップイチからやり直しだと思われます。


Dscn1686

消耗部品を交換して完成です。


Dscn1687

もっとマメにオーバーホールしてくださいね。


お次は最新'17 CRF450Rの前後サスショー加工のみを依頼されました。
フロントは2.5mm刻みで、プリロードを替えられる様に溝を切っておきます。

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車高下げカラーは、'09~'10のKYBの様に、トップアウトスプリングがはまる部分があるので、段付きの圧入カラーを作ります。


Dscn1696

下げる量が少ないので、圧入じゃ無いと危ないと思います。
下げる量が多いなら、動いても平気かな...

リアもSHOWAはトップアウトスプリングが付いているので、シールヘッドを押し込む方向で作り直します。
シールヘッドも下面を引いて平らにしておきます。
そうしないと、コチラも下げる量が少ないので、カラーが薄くなりすぎるので、強度的に不安が残るからです。


Dscn1693

そこそこ時間が掛かるんですよ。


Dscn1697

最後はKTM50SXのクラッチオーバーホール。
これは以前もやりましたが、皿ねじのネジロックが強くて、コレを緩めるのが仕事の9割です。


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ストーブを使っていたので、上に乗っけてネジロックを柔らかくします。

それでも、かなり頑固でした(ネジは4本軽く舐めてますので、毎回交換でしょうね)。


Dscn1700

今回はクラッチ板が割れて無いので、特にひどい消耗は有りませんでした。
まあ、部品はぼちぼち高いですね。

来週頭まで、DRZ400SMに集中的に作業しております。
昼間も作業しておりますので、長時間の御相談は3月以降でお願いいたします。


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2017年2月 7日 (火)

そしてもう2月!

気が付くと更新出来ておりませんでした(反省


順番は違うのですが、'16 RMZ250の車体回りの整備です。

シャフトやネジ類は、洗浄油に付けてまとめて洗っておきます。

Dscn1588

スイングアームは、洗浄してエグリ加工した所に、クラックや削れが無いかをチェックします。

Dscn1590


問題なかったので、後はグリスアップして、次はステムのベアリング交換。

Dscn1591

リアショックもバラしてオーバーホールします。


Dscn1596

新車時にバラしているので、良いデータになります。

お次はフロントフォークです。

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消耗は少ないのですが、インナーにそこそこ深い縦傷があったので、慎重に修正します。
なんせエアサスですから、気密が重要です。
シール類はSKFのPSF用を使って組み上げました。


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KYBのエアサスは、まだ慣れて無いのでちょっとあたふたします。

次はブレーキ回りです。
キャリパーはシール交換、マスターは一回バラして組みなおします。

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元々ダートを走る事を考えられていませんので、マメにバラさないとガタが出たり、フィーリングが悪くなります。
今回はホースも再製作して組みなおしました。

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それで、この40mmピッチキャリパーとbremboの5.5mm厚ローターを使う場合、社外品のパッドがホイール中心方向に長いので、注意しないとフローティングピンと接触します。

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このマシンもフローティングピンが削れていました。
大変危険です、きちんとチェックしましょう。

曲がったハンドガードやUクランプも修正して使います。


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修正して真っ直ぐに。


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他にも曲がったスライダーや細かい所をいっぱい修正して、とりあえずエンジンが来るまでお休みです。

お次はFS450の続きです。
シムが届いたので、カム回りを組みなおして、エンジンを掛けてチェック。

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ちょっと静かになりました。

お次は足回りで、まずはフロントのステムをバラしてチェック。
問題なかったので組みなおしたのですが、このKTM製ハスクの組み方に慣れていなくて、良い状態にするのに四苦八苦しました(ステムだけで2時間半も...)。
間にOリングが入っているのは、感触が分からないです...


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フロントフォークは、加圧ダンパー部が低圧ガスのものだったので、圧力計を低圧のものをそろえたり、キャップを開ける工具を2点買いましたが、4CSって書いてあったのでそれ用を頼んだら、なんとサイズが違う...
使わない工具を1個買うハメになってしまいました...

とりあえずマニュアルを熟読したのですが、勘所が分からないので、片方づつバラして組んでいきます。


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構造を知る為に3回ほど無駄にばらしましたが、なんとか完成。
マルゾッキと一緒で、バネの防錆剤がものすごくて、それの除去がかなり面倒でした。
そして片側はガス圧が低く、原因を調べるのにまた組んだりばらしたり...
慣れていないと、まあ、いろいろと大変ですね。

次はリアなんですが、こっちはガスさえ封入できないので、まだ止まっております...

お次はNSF250Rのエンジン組み立て。
ケースが5000kmを越えていたのですが、続投しようとしてとりあえずケースを暖めてベアリングを抜こうと思ったら、あっという間に抜けちゃってもうだめだなと...
メタルもダメだったので、ケース交換となりました。

ケースを追加注文している間に、ミッションを組んだり...

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今回は1,2,3速のギア比を変えてあります。

ヘッドは砂を吸ったせいか、シートのアタリが結構やられていたので、シートカットしてバルブを全交換。

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リフターも1個、傷が入っていたので交換しました。

そしてWR250RのX仕様と、WR250XのR仕様をお預りしましたw

まずはWR250R、ブレーキ回りの強化です。
といっても、WR250X用のブレーキローターへの換装とホースの変更です。
トランポを買われたので、サーキット専用車になります。

今回は鈴鹿にある「セレクション」さんのブレーキローターアダプターとキャリパーサポートを使いました(木村さんありがとうございました)。

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ブレーキ回りはこんな感じに。

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ローターは表から押さえる形になるので、フォークガードのクリアランスが少ないので、再度少しだけカットして取り付けました。

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ちゃんとガイドチューブつきのホースで、クランプもしっかりできるようにしてあります。

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WR250XのR仕様は、最初はフロントフォークのオーバーホールだけの話だったのですが、前後とも開けて仕様変更する事になりました。

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ローダウンリンクが付いていますが、たぶんこれだと無理なので、ノーマルリンクに戻す事になります。

他にも500ΓにつけているRS250のリアショックオーバーホールを頼まれたり...

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DRZ400SMも部品が入ってきたので、しっかり進めます。

で、今は入荷したNSF250Rのケースに、メタルとベアリングを入れて、冷ましているところです。

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エンジンナンバーも入れ替えないといけないので、なかなか手間が掛かります。

来週もちゃんとBLOG更新する予定です。

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2017年1月14日 (土)

あっという間にもう14日です。

今年もスポーツランドSUGOさんから、モタゴッコの日程問い合わせがありました。
いろいろ調整の後、発表になるかと思います。

休み中は伝票処理に明け暮れ(終わってない...)、休み明けからしばらくは'07 YZ250Fの続きをやっておりました。

フォークが終わったので、お次はステムです。
バラしてみると、一回はベアリングを変えている模様。
ですが、レースの打ち込みが斜めったままいったのか、抜いたらアルミの破片が結構出てきました。
ベアリングも、抜く時に結構無理をしたらしく、傷がシャフトに多め...

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上側はシールつきなので、締め具合がわかりにくくて、このタイプは嫌いです。

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ステムを組み立てて、ハンドル回りをセット、グリップを付け直したりして、ハンドガードをつけようとしてびっくり。


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今まで付いていた物は、全くクランプ出来ていなくて、ゆるゆるでした...

CYCRAのUクランプに変更して、修正して取り付けます。

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お次はキャブレターなんですが、ホース類はカッチカチでもげてくるので交換。
で、パイロットスクリューをまわして抜くと...

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Oリングとワッシャーが入っていませんでした。

どうりでアイドリング付近が安定していなかったり、パンパン言うのかと思ったら...

中も外も結構な汚れ具合です。

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スロットルポジションセンサーもずいぶんずらしてありました。

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全部綺麗に洗浄して、穴の貫通具合もチェックして、ゴム部品をみんな交換します。

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ホースが黒いのは、CRF用のを使ったからです(安いんです

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お次はリアショックです。
漏れていませんが、OH時期が不明なのと、ついでなので少しだけ車高を上げたいので、バラします。

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ブラダからガスが回っていたのか、久しぶりに高速ダンパー部を回したら爆発しました(リア充じゃないのに...

車高下げのカラーを削って、ダウン量を少なくします。

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シムや部品が意外と錆びてまして、錆を落として組みなおしました。


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お次はオイルキャッチタンクの補修。

エンジンハンガー部とキャッチタンクのステーを共締めして固定するのですが、片方しか締まっていなくて、ステーが折れていました。
で、もう片方のステーも根本にクラックが...


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とりあえず折れたステーを、根本から削って取ります。

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新規にステーを作り直して、溶接します。

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割れた部分も溶接して補修します。
オイルが染み出してきて、なかなかメンドイ作業です。

エアクリーナーボックスをつけるかと、コネクティングチューブを覗くと、ゴムの縁のバリが大目で気になってしょうがないので、整形しました。


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コレを...

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画像だとあんまり分かりませんが、結構ビロビロはみ出ています。

ちなみにキャブもなんかでこじったのか、傷とバリがあったので、修正してあります。

エアクリーナーエレメントはもうボロボロで、ボックスに剥がれて張り付いてました。


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ボックス内はコネクティングチューブ部も含めて、洗浄してあります。
オイル汚れ、埃などかなり汚れていました。


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長期放置車両なので、燃料をタンクから抜くと、真っ赤な変性したガソリンが出てきました。
コックとストレーナーも確認したいので、外して確認。

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ゴミを取って、Oリングとホースを交換。

次はリア周りでチューブ交換から。


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こっちもパッチが貼ってありました。
エア漏れてますし、チューブは新品にして、スポークを張り、リムバンド代わりのガムテープは張りなおしておきました。

動かなくなったリアブレーキもバラします。

ピストンを抜くと、何かいます...

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結晶化してすっかり詰まらせてくれています。

マスター側は、小さい穴もあるので、もっと面倒な事になっています。

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まずは普通に洗浄して、なんとか全部取り除いた後、中性洗剤でもう一回洗浄して、しっかり乾かした後、さらにヒートガンで暖めてから組みなおします。

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まめにフルード変えないと、こうなります。

フロントもやろうと思ったら、年式違いのマスターを取り付けてあって、取った部品があわず、もう一度部品を買うことに...
純正の年式違いとかは、パッと見て判断できない事も多いので、教えてくださいね。

お次はウォーターポンプの修理です。
バラしてみると、泥とさびが...

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部品を交換して完成。

で、右のカバーをばらしているので、ついでにオイルポンプとスリッパーのチェックでもしようと思ったのが、はまるきっかけでした...

だってスリッパー、結構欠けてるんです...

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たぶん、何回か緩んだんでしょう、他の部品もダメージが合ったりして、チェックしながらバラスと、奥のスペーサー(ワッシャー)が変な風に削れている...


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手持ちで部品があったので交換しておきましたが、なんか嫌な予感はしていました。

で、オイルポンプは案の定傷が...

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ケース側もそこそこ深い傷があります。

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ポンプもバラして、しょうがないので研磨修正して組みなおしました。


この頃のヤマハは、本当にこういうの多いんです。


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で、組みなおして、水を入れてオイルを入れて、ガソリンを入れて始動確認。
調子は悪くないなと思いながら、1速に入れると「バシャン!」と言ってとまりました。

やっぱりクラッチバスケットがダメで、あのワッシャー擦れて削れたんだ...

またばらしまして、ワッシャーのアタリをチェックして、元からのワッシャーを削って取り付ける事にします。


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本当はバスケットを替えたいんですが、予算が無いので...

というか、これもサービス整備なんです。

転倒した際に割れたステップも、溶接修理します。

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捩れてるのと、クラックも入っていて、割れてパーツが離れています。

この頃のYZはステップがチタンなんで、結構お高いんです。

チタン板を切り出して、溶接して修理しました。

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後は、フロントブレーキの部品が来れば完成です。
バラした所、ほぼ全てに問題があって、かなりてこずりました。

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このYZ250Fにも入れましたが、うちでは広島高潤(HIROKO)のエンジンオイルをメインに扱っています。


何を入れたらいいか、アドバイスできますので、是非買いに来てください。

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3000円クラスのオイルで、他所の5000円程度と同じような性能です。
大丈夫です、2000円台のも物も、トランポなんかには1000円台の物も有りますよ。

広島高潤さんのHPはコチラから!

そして今日は、1KTの見積に掛かりっきりです。
もう30年前のバイクなんですよね、部品無いから事故見積は大変です...

重整備の予定は、そこそこ入ってきていますが、普通の整備のお仕事は、いっぱいお待ちしております。

ばんばん進めますので、宜しくお願いいたします!

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