いろいろとありまして、すっかり更新しておりませんでした。
Facebookやtwitter、instagramでは、ちょぼちょぼと更新しておりますので、そちらもご覧ください。
まあ、blogはまとめみたいな感じで、過去の記事は自分にとっても日記のような物で、作業やいろんな事を振り帰るにも良いツールとなっております。
あ、GOOBIKEにも登録しておりますので、当店在庫車両も是非ご覧ください(少ないですけどw
さて、前回のblogでも書きましたが、改めて今年SUGOで行われる「モタゴッコ」と「MINI+MOTOチャレンジシリーズ」の御案内です。
モタゴッコは4回(暫定)
4/13(土) Mパーク+西コース
6/2(日 )Mパーク+ビギナーズフィールド(オフロードコース)
8/18(日) 西コース
11/4(月祝) Mパーク+西コース

MINI+MOTOチャレンジシリーズは3回+1回耐久
5/12(日) 西コース
6/16(日) 西コース
10/13(日) 西コース
11/17(日) 西コース
MINI+MOTOチャレンジレースのページにはコチラから。
で、そこにも書いてあるのですが、「レン耐」と3回併催なんです。
これは、マシンを持ってなくても、友達同士とかでエントリーできるので、久しぶりに走ってみたい方、いかがでしょうか。
今年は、先の週末筑波1000で行われてますし、他にも桶川スポーツランドや榛名モータースポーツランド、袖ヶ浦サーキット、サーキット秋ヶ瀬と各地で行われています。
もう少ししたら、詳細が出てくるとおもいます、皆様予定に入れておいてください!
さてお仕事ですが、ランブレッタV125を買っていただきました。

いつもウチからバイクを買っていただいてるお客様から、欲しいと相談を受け取り寄せさせていただきました。
カッコイイですよねー。
まあ、イタリア企画の中国生産なので、まあ細かい所は色々ありますが、乗った感じもなかなか良さそうです。
初売りで売れたSM510Rの整備も...
ホイールベアリング(ハブダンパー部)にちょっとゴリっとした感じがあったので、交換。

バルブクリアランスをチェックして...

何故かINとEXが同じ数値でしたが、規定値にしておきました(INが広かった)。
スリッパークラッチもばらして点検。

センターナットはタップでさらって、ネジロックを塗って締めなおします。


ちゃんと入っていますという証拠画像!
油脂類も交換して、依頼されていたリアキャリアの製作を行います。
お客様にマンガを描いてもらって、その寸法で厚紙のモデルを製作、また確認してもらって、大きさ、位置、角度を決めました。
しかし私が強度重視で4mm厚のA2017Sの板で作ろうとした為に、大苦戦。
3本ローラーでは、0.1mmも曲げられず、プレスで押して製作しました。

たぶん転等でサブフレームが曲がっても、これは曲がらないくらい硬いです。

ステーを出す位置決めとかを検討していきます。

いろいろと加工して、リアフェンダーに穴を開けて、ステーというかポールを生やします。
で、サブフレームとキャリアは平行では無いので、希望の角度になるように計算(めんどいのでCADで計算)して、角度をつけて切削し、そのまま真ん中に角度がついたままタップを切っていきます。

なんとかピッタリ合わせる事が出来ました(サブフレーム側に寸法の狂いがあったので、シムを1枚だけ入れましたが)。

強度は抜群ですが、サブフレーム先端に強度は無いので、無理は禁物ですw

ものすごく丁寧に乗られていた車両だったようで、良い程度のマシンでした。
お次はNチビのハンドルストッパーの再生。
転んでストッパーがもげて、溶接してもらったらしいのですが、左右で切れ角が違うので修正して欲しいと言う事でした。

めっちゃ浮いてる状態で溶接されているので、結局このまま修正しても、ステムのストッパーと当たらないのが分かったので、バッサリ切ってやり直す事にしました。

スッキリ!
でも、ストッパー自体も結構変形していたので、あまり戻せず、ちょっと浮いてしまいましたが、ちゃんとステムのストッパーとあたって、左右の切れ角は同じになったはずです。

KTM50SXのエンジンも、ピストンが納期未定の為、ピストン再使用で組みなおしました。

完成!

でも、キックの空振りはあまり直ってないとの事で、ちょっとショックです...
お次はハンドガードの修正(CYCRA1セット半、ZETA1セット)。
Uクランプも1個新品を買っていただいたのですが、ギッチリ太い所に噛み込むように、面取りをしておきます。

ドライバーの先端で指している部分を、面取りします。
こうする事で、太いテーパー部にガッチリ食い込んで、動かないようになります。
ハンドルを短く切ってあるので、ハンドガードも短くしないとうまく付きません。
ですので、カットして、取り付け穴を開けなおしていきます。

したから今回修正した物、新品(長穴の加工がダメダメなのに注目)、これから加工するさらに長穴を長くしてある物。
CYCRAは硬くて、短くすると余計に修正が大変です。
お次はZETAのも加工するのですが、短くすると裏面にリブがあるので、ネジを締めた際にキレイに面が当たらないので、フライスで切削します。

で、今まで曲がっていた箇所を一回真っ直ぐにして、違う場所を曲げて取付できるようにします。

中古品なので、曲がりを修正しながら左右あわせていくので、なかなか大変です。

このマシン、フォークが違うものになっているそうで、Fブレーキのオフセットが変わっているそうで、その補正の為のカラーを製作。
付いていたカラーとワッシャーから寸法を拾いましたが、ブレーキローターセンターにキャリパーが来なかったので、計測して寸法を出しました。

切りっ放しではなく、両面引いて作ります。
で、最後にシートのアンコ抜きを頼まれたのですが、すでに結構抜いてあり、どのくらいできるか手探りではじめました。
表皮を剥くとビニールが貼ってあり...
そう貼ってありまして、剥がれません(泣

しかも、スポンジも全面に柔らかい物が足してあったり、それを剥ぐと今度は修正した跡が表れました。

全面に貼ってある物は、少しづつ削って除去して(一気に削るとむしれて大変な事になるんです)、ケガキして3mmほど切るともう、ベースが出てきてしまいましたOMG!

裏のゴム足の部分も、ぼっかりスポンジは無い様で、合計5箇所穴が発生。
なんとか形を整えて表皮を貼りました。

ただ、思っていたよりもグリップが良すぎる表皮で、後日変更となりました。
お次はお預りしていて、場所が確保できなくて後回しになってしまっていたWR250Xのフォーク仕様変更。
まずはバラして、アウターチューブをカシマコートに出す為にきれいにします。

このシールが入る部分が、良く見ると結構腐食しているので、ここは研磨してから処理に出します。

研磨してもちょっとボコボコしてますが、やらないよりはかなりマシになると思います。
お次もWR250Rでフルエキの交換です。
デルタがなかなか爆音だったので、OUTEXの中古品と交換になりました。
で、ナンで爆音なのかと思ってたら(ウールは交換している)、バッフルが折れてました(2度目)。

エキパイの中から、バッフルの先端が出てきました。
エキパイ外したら、カラカラ言うので、何かなと思ったら...
で、中古のOUTEXのフルエキは、サイレンサーバンドが車体の取り付け穴と合わないなと思ったら、ステーが1個足りませんでした。

まあ、ここは純正品よりも強度があって、転倒した際にサイレンサーがずれないように(前後に)改良したステーを作る事にします。
今週もがんばって進めますよー!
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