2021年11月29日 (月)

お久しぶりになります。

しばらくまともにblogを書いていませんでしたが、ボチボチ書いていこうかと思っています。

久しぶりに書くのは、私が使うYZ250Fです。

RMZ250は、お客様に「欲しい!」と言われてしまい売却したので、新しいマシンを物色。

中古バイクが高騰している中レーサーはそんなにでもなく、ある意味ナンバー付きを買うよりはいいかもしれませんね。

CRFかYZかで迷って、たまたま手に入ったYZ250Fで作ることにしました。

周りに意外とYZがいなくて、久しぶりに乗りたいと思ったことも要因です。

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グラフィックはウランコアデザインズ製です。

ゼッケンは今年のゼッケンで作ってます(ゼッケンナンバー入ってないの、なんか嫌なんです)。

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ブレーキマスターはbremboのRCS15を使いました。

いつもは16×18を使用していたのですが、もう少し柔らかタッチと楽にレバーを引きたかったのが理由です。

オイルタンクステーはオリジナルで製作、ハンドガードはサイクラのプロベントにUクランプです。

ちなみにグリップは純正大好きマンなので、CRF純正です。

 

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フロントホイールはCBR900RRホイール(16インチSC33後期)の物を加工して粉体塗装してあります。

キャリパーサポートや細かいものは、当店で設計、削り出してます。

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ブレーキローターはサンスターのR25用Φ298でそれに合わせてbrembo40mmピッチのレーシングキャリパー用のキャリパーサポートを、削り出しています。

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フロントサスのみショート加工して、前後ともリバルビング。

フロントはバネレートを下げて、リアは上げてあります。

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ステムはXTRIGで、ついでにベアリングも換えるんですが、上側のテーパーベアリングを頼むとシール付きの物が来ます(新車には付いてない物が組み込まれています)。

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オフロードを走る人には、しょっちゅう洗車するので水の侵入を考えればいいのですが、ハンドリングが重くなるので外します。

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リアホイールはマルケジーニ、スプロケットはisa、チェーンはDIDの520ERVTです。

マルケジーニはスプロケット座面を、少し左側にオフセットしてあるのですが、YZはスイングアームエンドの溶接ビードが結構盛り上がっていたので、スプロケボルトと干渉するので削ってあります。

チェーンガイドもタイヤ脱着しやすいように加工、チェーンラインが左にずれているので、その分も加工してあります。

250のモタード車両は、馬力が無いのでパワーでリアを外に押し出すことができず、前回作ったRMZ250はかなり前下がりの姿勢で乗っていました(森田一輝に乗せたところ、もっと前を低くしてほしいと言われましたが)。

今回はそれほど前下がりにせず旋回させられるように作っていきたいと思っています。

と言いつつもシェイクダウンが11月頭だったので、もう東北はだんだん乗れなくなってきてしまいますが...

冬の間にエンジンオーバーホールとシフターの取り付けをやっておきたいと思っています。

モタード始めたのが1999年に買ったWR400Fで、それ以前はYZでモトクロスをやっていました。

18年ぶりのYZ、楽しんで作っていきたいと思っています。

関東にも遠征に行きたいのですが、冬になると気温が低くて目がうまくピントが合わなくなってきてまして(昔からなんですが...

もし行ったときはやさしく接してください。

よろしくお願いいたします。

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2020年2月23日 (日)

車両買取!

今現在、在庫車両がないのです(作ればあるのですが...

ウチで売れるのも、そうでないのも買取いたします。

というか、レーサーの問い合わせが多いのですが、ナンバー付きでも全然良いので、よろしくお願いいたします。

メールはこちらから!

さて、前回からの続きです。

KTM50SXですが、クランクにガタがあるのでバラしました。

 

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うーん、やっぱり結構削れています。

部品を発注してみたら、なんと3月末まで届かないとの事...

とりあえず、部品を洗浄して保管です。

 

お次はハンドガードの修正です。

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今回は予備も含めて左側を2本修正します。

結構まがっていますね。

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エンド部のネジが曲がっている場合が多いです。

ここが曲がっていると取り外しにも支障が出ますので、曲げなおすか新品に交換します。

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このマシンは、ハンドルを短くカットしているので、ガードも短くなっています。

硬いサイクラがこういう風に曲がっていると、戻すのが大変です。

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とりあえず戻して完成(小一時間掛かります)。

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ラジエターも結構曲がっていましたが、外さないとうまく戻せないので、軽く修正して今回はおしまいです。

 

以前ウチでオーバーホールした、YZ125のリアショックオーバーホール。

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以前やったのがずいぶん前なので、ガス圧もすっかり下がっています。

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今回は上下のスフェリカルベアリングを交換しました。

ガタが出やすいんですが、結構高いんですよね、この部品。

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完成!

 

お次はずっとお預かりしていたSM450Rのエンジンオーバーホールです。

部品発注の際に、バックオーダーがないのを確認して発注したのに、発注したらバックオーダーになるという...

しかも、予定よりも2か月遅れでした。

ベアリング類は、国産のものに入れ替えます。

クランクベアリングは、ベアリング押さえのために、溝を切ってあるのですが、特注しないといけないので、面倒なのでウチで削ります。

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ケースを温めて、ベアリングを入替します。

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バルブシートをシートカットします。

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シートは丸く見えても、熱で微妙にゆがんだりするので、ちゃんとチェックしてシートを作り直します。

ただ、外車はシートが固いのか、イタリアンハスクは変形が少ないです。

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インテークバルブは再使用、エキゾーストは新品にしました。

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ピストンは再使用、リングは新品にしました。

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ウォーターポンプはインペラにシャフトもダメになっていました。

たぶん、水を入れっぱなし(クーラントではなく)だったのでしょう、錆びて寸法もおかしくなっていました。

シール、シャフト、ベアリングもまとめて交換します。

ここのシールは入れづらいので、ジグを作ってあります。

 

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他にもシフトドラムを修正したり、こまごまとした修正をして、部品をASSYにして組み立てていきます。

 

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今回、オーバーホールする目的の中に、外してあったバランサーを、追加するというのがありました。

まあ、あったほうが寿命も延びますし、エンジンもマイルドになってスロットルを開けやすくなります。

 

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腰下をくみ上げて、スリッパークラッチも取り付けます。

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フィンガーフォローはスリッパー面をバフ掛けしてあります。

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排気フランジなんですが、バラしているときに排気漏れが多かったのが気になっていたので、チェックしたのですが、斜めにエキパイが刺さっていて、そのうちにフランジ内側も斜めに削れてしまい、排気漏れが多くなっていました。

内部の形状を整えて、エキパイの先端も平らに少しカットします。

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短くなるので、その分を補正するスペーサーを制作しました。

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サブフレーム横のナッターが緩くなって、穴が盛大に拡大されていました。

ここは、エアクリーナーボックスを固定する部分でもあるので、できれば修正しておきたいです。

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穴の周りを溶接して穴径を小さくします。

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高さを合わせて削って、穴径を修正して、鉄のナッターを入れなおしました。

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配線や細かい部分を修正しながら組みなおしていきます。

 

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ブリーザーホースが、ワンウェイバルブから先がなかったので、作り直しました。

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エアクリーナーエレメントも、外側を触って大丈夫だったので安心していたのですが、洗ったらボロボロと内側から崩壊してきてしまいました。

他にも、今回交換したパーツ類です。

オーバーホールにしては、部品交換は少ないほうですね。

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始動確認して、しばらく様子を見ながら暖気して、完成です。

お次はNSR250(MC21)です。

ちょっと前に'18 CRF250Rと一緒に、このNSR250もシャシダイにかけたのですが、最後のひと伸びの前にクラッチが滑り出しました。

それと、PGMのステーが折れていて、ラバーマウントなんですが落ちそうになっていたので、ステーを制作して追加するのと、ハンドル切れ角がストッパーが入っているにもかかわらずまだ大きかったので、それも修正することになりました。

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クラッチは、滑ったとはあんまり思えない状態でしたが、一番内側と外側のフリクションプレートが廃盤なので、ずっと変えていなかったようで真っ黒。

それ以外は新品みたいな状態でした。

今回はT2Rの強化クラッチ板&スプリングキットを使いました。

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PGMのステーは、アルミt3の板で制作、連続で狭い間隔で曲げるのができないので、溶接で作りました。

あと、ゴムダンパーの中にカラーが入っていなかったので、これも制作しました。

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ステーが長年の使用で割れてしまっています。

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ストッパーは地味なので画像なし!

今度は何馬力出るのでしょうか!

 

遣唐使って意外と短い航海だったんですねぇ

 

 

この人の動画好きでよく見てます。

 

500年以上生きているサメって、どんな記憶を持っているのでしょう。

ダチョウみたいに、すぐ忘れちゃうのかな

 

戦後の4発ジェット旅客機の草分け的存在でした。

たしかに、細身できれいな機体でしたね。

コクピットのアナログぶりと、機関士がいるところや、天測機器が残っているなど、昭和感満載です。

 

ジェットストリーーーーム

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2020年1月30日 (木)

モタゴッコ&MINI+MOTOチャレンジレースの日程!

今年のモタゴッコとMINI+MOTOチャレンジレースの日程が出ました(暫定

モタゴッコ

4/18(土) Mパーク&西コース

5/31(日) Mパーク&ビギナーズフィールド

8/2(日) 西コース

11/3(祝火)西コース(暫定)

 

MINI+MOTOチャレンジレース

第1戦 5/3

第2戦 6/14

第3戦 9/6

MINI+MOTOチャレンジレースは車両レギュレーションを、桶川スポーツランドに合わせたものになるそうです。

なので、R25やninja250とかCBRとかも出られるクラスがあると思われます。

2月くらいになったら、正式にSUGOさんのHPに載ると思うので、みなさんチェックしてくださいね!

スポーツランドSUGOのHPはコチラから。

さて、まずは'18 CRF250Rの'20化です。

 

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左が'20で右が'18です。

新しい方がボアが小さいんですが、このマシンで一番欲しい「中速」が良くなるとの事で、期待大です。

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お次はカム(排気のみ)ですが、並びは同じです。

'18はこんもり太くて、いかにも高回転向きですが、'20もフィンガーフォロー用に抉れてて、期待しております。

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このタイプいじるの初でした。

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スリッパーもセッティングを変更しました。

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XTRIGステムも取り付けます。

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完成!

なのですが、オーナーは忙しくて、7月くらいまで乗れないそうです。

しばらくウチで、展示車になっております。

 

お次は、ずっとチャタが消えないと言われていたマシンのチェックです。

お客様の方で、いろいろとセットを変えたり、フォークやホイール、ブレーキ周り、タイヤなど色々換えても症状に大きな変化が無かったとの事。

話を聞いて、たぶんステムだなとアタリをつけてバラします(お客様自身もステムをばらしてチェックしています)。

あと、こういう時はバラス過程もものすごく大事で、一つ一つチェックしながらバラします。

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画像を拡大して、画像右側(車体左側)のベアリングレースのアタリが悪いですね。

画像右側は下側があたっていませんし、反対側は下側のあたりがきついです。

では、なぜこういうあたりになっているのか、レースの裏に異物があって(打ち込んだ際に斜めになったのを、無理やり打ち込んで削れたアルミ片を噛んでいることが、ままあります)こうなっているのか、それともベアリング自体が斜めに入れられているのか...

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結果はベアリングが斜めでした。

ベアリング下に入るシールのリップ部を約半周つぶした状態で、ベアリングが圧入されていました。

つまりちゃんと着座していなくて、間にゴムが挟まっていたんです。

これはチャタるわ...

で、新品部品を取ってみると、部品が違う...

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もちろん、右が新品です。

まあ、変だと思ったんですよ、このシール...

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キッチリベアリングを圧入して、これでもう変なチャタは出ないでしょう。

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乗って見たけど、寒くてサムスミスになったわ。

お次はYZ250Fのキャリパー変更。

Φ34×4のキャスティングからΦ30×2、Φ34×2のレーシングキャリパーへの変更です。

まず、ローター外周方向へ少し外に出さないといけないので、カラーを作ります。

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で、合わせて見るとオフセットが合っていません。

今までも合っていなかった様で、しかも逆方向なのでキャリパーサポートを削らないといけません。

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ホイールも16.5でローターもΦ320なので、キャリパー自体も少し削って、外しやすくします。

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カラーはこの後黒アルマイトをかけました。

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マスタータンクステーも注文いただいたので、これも取り付けて完成です。

このキャリパーサポート、bremboローターだと5.5mm厚なので、新品パッドだとホイール回らないと思います。

注意してください。

次はWR250Rのリアショックオーバーホール&リバルビング。

昨年販売したWR250R、リアショックからお漏らしということで、ついでにもう少しダンパーを強くする事にしました。

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シールにゴミ噛みがあって、なんかスティックしていたようです。

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完成!

お次はSV650Xにオーリンズリアショックとチェーンスプロケの交換。

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チェーンは押し引きがびっくりするくらい軽くなりました。

リアショックは、きっと良いはずです(乗ってない

 

お次は16インチホイールの製作(×2)です。

2個と言っても、TX125用にSC33のホイール、CRF450R用にSC28のホイールと、同じ部品はディスタンスカラーだけで、後は全てワンオフとなりました。

SC33後期はベアリング外形がΦ47と大きく、SC28、SC33前期はΦ42なので、いろいろと制約が大きくなります。

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寸法を取って、図面を引いて、材料を発注。

円盤に加工した材料は、納期も掛かるし高いので、板材から切り出します。

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出来たら合わせてみて、確認します。

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今までお願いしていたアルマイト屋(メッキ屋)さんが廃業してしまったので、少ない個数だとかなり割高になってしまったので、まとめて出しました。

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1色8000円なので、見えないディスタンスカラーも黒ですw

さて、取り付けるホイール側も加工します。

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ディスタンスカラーをノーマルよりも太くしたので、この中の3本の爪みたいな出っ張りを削ります。

あと、左右の寸法も詰めます。

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TX125用はディスクローター座面も少し追い込みます。

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できました!

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CRF450Rも

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16インチ付いた車両が、3台もありました(全部納車したけど

大場選手のマシン、ハンドガードが曲がっていたので、修正しておきます。

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左側、先端が捩れて曲がっています。

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このあと、色々曲げなおして、右側はカラーを作り直して完成です。

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隣には、'18 CRF250R、フェンダーの長さが違います。

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奥のは、私がカットしたんですが、やっぱりずいぶん印象が変わりますね。

 

KTM50SX、エンジン不調との事で入庫です。

アイドリングアジャストスクリューが目いっぱい締め上げても、アイドリングしないとの事。

オイルかぶりかな、それとも電気かな、リードバルブかそれともキャブ自体なのかと思いつつ、端からチェックしていきました。

結局、多少まずいとこはあったんですが、そこまでではなく、エンジンを開けて見る事に...

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あー、シリンダーの画像無かった...

シリンダーも傷多めで、しかも横方向にもリング跡が...

で、ケース内はオイルが多く溜まってましたが、これってミッションオイルか...

クランクもガタが大きめで、サイドベアリングもゴリゴリしてる感じで、結局全部ばらしてチェックする事に。

部品がねぇ  、良い値段するので...

最後はCBR250R用になっているNSF250Rのリアショックオーバーホール。

ガス圧はかなり低くなっていました。

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車高やシムも変えてあるようです。

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消耗品を変えて、ストロークを見るOリングをつけて完成。

 

3月はいろいろと忙しそうなので、早めのお仕事依頼お待ちしております。

よろしくお願いいたします。

 

 

1997年のSAAB AIR SHOWとの事...

 

 

突然始まるラジコン&フサベルの演技w

皆さんの好きなドラケンも出てきますよ。

ちょうどグリペンが出てきた時なんですねぇ

 

というわけで、もひとつおまけでドラケンです。

 

 

 

警察、違うところに力入れ杉

 

こち亀のようですw

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2019年11月13日 (水)

久しぶりの普通のblogです!

まずは在庫商品の紹介からです。

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2018~(2020年式への適合は不明です。)CRF250R用オイルキャッチタンク、1個だけ在庫があります。

ホース、ホースバンド等、取り付けに必要なものは付属しております。

30800円(税込

御購入はコチラからお願いいたします。

 

さて、普通に作業です。

SV650Xにbabyfaceのバックステップを取り付け。

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作りが良いですね、特に問題なく取り付け完了。

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お次はDトラのリアショックOHとリバルビング。

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ガス圧はかなり低い状態でした。

それもそのはず、1990年代のマシンで、今回が初OHでした。

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ずいぶん変わりましたよと言われました。

知らないうちに劣化する物です、定期的にOHしましょう。

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DR-Z400SMの車検。

細々といつも陸事で突っ込まれるのですが、今回は変えてあるウインカーにつっこまれました。

まあ検査官も見たことない物を毎回判断するので、大変だとは思いますが、何とかしていただきたいものです。

 

お次は'02 CRF450Rのキャッチタンクの補修&フレームのナッターの修復。

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エンジン前のガード取り付けネジで、キャッチタンクを取り付けてたんですが、この部分前にあるので良く錆びてダメになったりします。

で、今回もナッターが供回りしてしまったので、ガードをちぎってバラしてキャッチタンクを取り外して、ネジ部除去します。

で、ネジ穴が広がっている場合がほとんどなので、溶接で軽く埋めてもう一回穴を開けて、鉄のナッターを入れました(結構手間が掛かります。

で、キャッチタンクも割れていたんですけど、これ作ってからもう15年以上経っている(何度か修復済み)のと、倉庫からもう少し程度の良いキャッチタンクが見つかったので、入れ替える事にしました。

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ただ、ミッションブリーザーがついてないやつだったので、口金を削りだして溶接して取り付けました。

お次はSR400の整備。

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スポークを前後とも張り替え。

タイヤも新品のTT100に入替(チューブも新品)。

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キャブレターもオーバーホール。

10年以上経っているので、Oリングやダイヤフラムは新品に。

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きれいになりましたが、外見はちょっと腐食が残りました。

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タペット調整とテンショナーの調整。

プラグも新品に。

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その他もろもろやって、売約となりました(ありがとうございます。

みやびマルーンは良いですねぇ。

 

お次はTX125、走行会仕様にすることになったので、サスとブレーキを変更しました。

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フロントのシムをバラしてみると...

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デルタシムで端が曲がっている物が、入っていました...

フロントは車高を下げるのと、バネレート、ダンパーも変更しました。

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リアも同様にダンパーと車高を変更。

少し前にやったTE250iの作業が参考になりました。

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今回はマスターだけラジアルにする事にしたので(今後変更するかもしれない)、とりあえず様子見と言う事で安いFrandoを使ってみました。

で、相変わらずショートレバーの形状が気に入らないので、ロングレバーをカットして、先端を溶接で付け直します。

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これから走行して、また仕様を変えていく事になるでしょう。

’13 TE250Rの整備。

というかリアがパンクしたので、タイヤ交換のついでです。

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走行1万kmを超えましたけど、まだOHは先で良さそうです。

自分用というかさすなどの検証用RM-Z250を作ります。

マシン自体は1年前に手に入れてたんですが、なんせ自分の分はお客様の作業優先なので、作業が全く進んでいませんでした。

ただ、このままでは知りたい事もわからないので、今回モタゴッコに間に合わせようとがんばりましたが...

 

間に合いませんでした...

 

ただ、1週間後にやっと一応完成(まあ検証用なので、今後いろいろとアップデートしますので。

今回はフロントにミシュラン16インチを使うこと、前後サスの新しい仕様の検証、フロントブレーキはΦ298小径化、スリッパークラッチの作動確認とトラブルの検証です。

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フロントホイールはCBR900RR用を加工したもの、ローターはR25用のΦ298ローター、リアはマルケジーニのm10smotard 5.00×17ですが、ローターとスプロケットはCRF用を使えるようにしてあります。

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フロントサスの加工を進めます。

車高の変更とスプリングシートの位置が変えられるように、溝を多く切っておきます。

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リアショックはRMZのピストンは特殊なので、普通の物を加工して使いました。

シムの積み方も今までとは違うやり方をしました。

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ブレーキ周りの取り回しは、ウチのいつものやり方です。

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この年式のRM-Z250には、何故かホットスターターがあるので、右側から左側に移設します。

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スリッパークラッチはSTMです(中古品

RMZ用は緩みやすいので、対策を施して有ります(うまく行くと良いのですが

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ステップの先端にステライトを盛ります。

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グラフィックはウランコアデザインズ製です。

ゼッケンベースが黒いのは、どうせレースに出ないのと、#34なのは、まぁ、アレですよ...

スズキと言えばシュワn...

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細々といろいろ変更してありますが、後はキャッチタンクの製作(今はエアクリーナー戻し)と、シフターの装着予定です。

とりあえずシェイクダウンしましたが、特に問題なくというかやはり16インチは良いですね。

これから仕様をいろいろと試して、フィードバックできるようにしたいと思います。

さて、次はSM450Rのエンジンオーバーホールです。

ずいぶんお待たせしてしまったので、がんばって進めます。

 

ああ、平成初期のカホリが...

 

ドン・ジョンソン!

 

 

今年のラリーレジェンド!

 

魅せますねぇ、こういうイベントもやってほしい。

 

MITO!

 

これが現実に行われた時は...

 

って、今は起こる可能性は無いですけどね、ミサイルが有るから。

とはいえ、恫喝には使えるのと、見た目にこえー。

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2019年9月 7日 (土)

モタゴッコ、SMJ菅生も終わりまして...

といっても、ずいぶん時間が経ってしまいましたが...

スポーツランドSUGOさんのギャラリーに画像がアップされていました。

モタゴッコの画像はこちら!

SMJ菅生の画像はこちら!

レースの内容やなんかは、MFJのレポートが上がっています。

MFJのSMJ菅生レポートはこちら!

個人的には、S2大場選手が勝ってくれたのが嬉しかったです。

あ、彼のマシン、サスペンションはノーマルですからね!

 

お次は中古車両の御案内です。

以前から掲載しているのですが、車検が今月切れるのを契機に、車検2年つけてちょっと値下げしての御案内です。

売約済みとなりました! ありがとうございます!

2012年式 KTM690SMC-R 走行15000km

車検2年付 税込723340円(納車、登録費用込み)

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当店に来てから、ロッカーアーム交換、前後タイヤをPOWER RSに交換、前後ブレーキパッドも交換(フロントはZCOO)、前後サスペンションオーバーホール&仕様変更(フロントはSKFシールを使用、インナーチューブ研磨やプリロードの変更。リアはガッツリリバルビングしました)。

パワーパーツのアクラポビッチサイレンサーやエアクリーナー(もちろんノーマルあり)、ハンドルも日本人に合う曲がりのPROTAPERに変更(ノーマルは絞りが少なすぎて、乗りづらいんです)。

その他にも細々といじり続けて、ほぼ1年私が乗りました。

速いし、悪くないと思います!

goobikeにも掲載しております。

直接お問い合わせはコチラから!

さて、モタゴッコ前まで作業は遡ります。

'18 CRF250RのFサスの車高変更とリバルビング。

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エリア戦に出られている方のなんですが、ノーマルだとちょっとサスのはいりが速いのと、もう少しフロントが低い方が良いでしょうと言う事で、急遽作業する事になりました。

今回もダートフリークの車高下げキットとSKFのシールを使っております。

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シムとプリロード量も変更します。

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この車両、普段はマルケジーニを使っているのですが、レイン用に前後17インチはスポークホイールを使用する事になりまして、まあそうなるとキャリパーとスポークが干渉するんですね。

と言う事で、キャリパーを割って、フライスで削ります。

で、そのためにキャリパーのブリッジボルトを緩めようとすると...

なんとカジってしまっていて2本緩みません...

しかも「パキッ!!」と良い音がして、ちょっと廻ってから、止まったおかげで、六角レンチが捩れてダメになりました...

しょうがないので、フライスで頭を飛ばします。

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で、ネジだけになって緩むかと思ったら、全くびくともしません。

頭にナットを溶接して抜きます。

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画像で見るとそうでもないのですが、結構錆びておりました。

これでやっと、裏側をテーパーに削れます。

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サインバイスに固定して、切削します。

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キャリパーの分解、使用しているものは、確立1/2でこんな感じです。

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ウチのフォークデカールも貼って完成!

エリア戦では2位になりました!

 

YZ250Fに付いている、モタード用ステップをアップステップ加工しました。

で、スライダーをとめてるネジを抜いて見ると...

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なんか曲がって抜けてきました。

左右ともです...

今回は15mmアップで製作しました。

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スライダーはそのまま再使用です。

 

これも全日本向けの作業、KTMのフロントホイールのチューブレス加工。

中古ホイールなので、振れを見てから、裏側の清掃をします。

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中古のホイールは、大抵錆びやタイヤクリームのカスなど、結構汚れています。

これをキッチリ処理しないと、漏れの原因となります。

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ものすごく出っ張っているニップルでした。

こういうのは、貼り方にコツがあるんですよ。

DRCやテクニクスのホイールもこういう感じなので、初めてやる方は結構大変だと思います。

ちなみにこのリムはDIDなんですが、RK用の幅の広いチューブレスキットをあえて使います。

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今回も一発OKでした。

5月に頼んでいたキャリパーが、やっと入荷しました。

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4枚パッドから2枚パッドのレーシングキャリパーになったのですが、まあフリクションが少なくて良いですね。

 

ウチではめずらしいCBR250RRも注文いただきました。

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WR'Sのスリップオンも取り付けました。

この色、レーシーで良いですねぇ。

さて、異音の出ていたRMZ450、原因を確かめるべくまずエンジンを下ろしました。

 

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フクダテクニカで組んだエンジンで、たいして走っても居ないので何でだろうと思っていたのですが、腰上を外してクランクを手で回したときに原因は分かりました。

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画像をクリックして、ベアリングのボールとボールの間を良くご覧になってください。

ベアリングレースがボロボロになっています(3箇所ありました)。

で、なんでこうなったかと言うと、原因はこれでしょう。

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錆が...

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どうもオイルを抜いた状態で、屋外保管だったようなんですが、エンジンの中の低い部分まで(普段はオイルに浸かっている様な所まで錆びておりました)。

何が直接の原因かは分かりませんが、結露か洗車の水が入ったのか、その後そこそこ長い時間経っていたようで、錆が進行してしまったようです。

クランクの大端部もやられていたので、そこそこ掛かってしまいますねぇ...

ミッションは、私ががんばってばらして研磨いたします。

 

お次は最新の2stマシン、2019年式 TE250Iのジムカーナ仕様

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乗ってみるとなかなか楽しいマシンですが、なんかフロント周りが変...

原因はXTRIGのステムの誤組でした。

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アッパーベアリングの下にあるワッシャーは、本来上につけないといけないようです。

そのせいで、トップブリッジの上にあるステムナットを締めても、その下に2mmほどクリアランスが出来てしまい、上下にステムががたがたと動いてしまっていました。

また社外品のホイールキットが装着されていたのですが、一応気になってセンターを確認した所、左右で3mm差がありました(1.5mmのズレ)。

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というわけで、オフセットの変更。

さて、これでやっと本題の車高の下げ加工とリバルビングが出来ます。

50mm下げる予定なので、いろいろと情報を集めます。

 

お次はWR250Xのリアショックオーバーホール&リバルビングです。

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シールヘッドを削りだして、showaのシールを使えるようにします。

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左が製作したもので、右がノーマルになります。

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かなりプリロードが掛けてあったようなので、その辺も考慮して仕様変更しました。

本当なら、最終型のKYBのリアショックが、やりやすくて良いんですけどねぇ。

 

さて、店の中はなぜかイタリアンハスクと現行ハスクでいっぱいです。

がんばって進めマース!

 

さあ、みんなでサイドを引こう!!

 

SMJ菅生の日、松島基地で航空祭があったんですよ

 

 

マーベリックか君は!

 

 

見たかったなぁ...

 

 

ウラー!!

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2019年8月 7日 (水)

8/18モタゴッコの早割りエントリーは8/9まで!

表題のとおり、8/18SUGO西コースで行われるモタゴッコの、早割りエントリーは8/9までになります。

 

モタゴッコのエントリーはコチラからどうぞ!

モタゴッコの詳細は、前回のblogにも書いているので、そちらもご覧ください!

今回は1日西コース、早割りなら7560円で1日走れます(走行4本+模擬レース予定)。

 

当店のお盆休みとその後の予定です。

8/13~15までお休みとさせていただきます。

8/18はモタゴッコなので、その日もお店はお休みとなります。

8/24,25 全日本SMJSUGOなので、お店はお休みとなります。

御不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

お買い得BSタイヤも、残り1本となりました。

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・W01レイン 120/600R17 1本 24306円(税込

発送もできますので、欲しいかたはコチラから御連絡を!

 

昨年末に委託で販売したRMZ450、エンジンから打音がするのでチェックする事に。

とりあえずオイルを抜いて見ると鉄粉というか破片が...

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うーんなんだろうということで、まずは右のカバーを開けて確認。

最初はスリッパークラッチかなと思ったんですが、クラッチは問題なく、バスケットを外すと...

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キックを駆動するギアが、ハウジングに当たって削れていました。

というか、これは多少は擦っていてもおかしくないんだけど、なんでこんなにこすれているんだ?

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これはもう、正常な状態なんですが、真ん中のシャフト、ケースに圧入されているんですが、これが抜けてきておりました。

で、この部分を修理してエンジンを掛けると、打音に変化無し...

 

よくよく音の出所を探って見ると、ヘッド周りから出ている模様。

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デコンプに異常があるようなので交換と思ったら、スズキさんカムassyでしか部品が出ません。

まあ、凄く安いんですけど。

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で、組んで見ると音は消えたり消えなかったり...

う~ん、もう少し掛かりそうです。

 

FS450のリアショック伸ばしモディファイ。

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FS450はリアショックを外す際、スイングアームを外した方が早いんですよね(マニュアルにもそう書いてある

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またカラーを製作して組み込みます。

今回も走行時間が少ないので、シール類はそのままで、車高のみ変更しました。

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調子よくなるといいなぁ。

CRF230Fのスポーク張替え。

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お山で木の枝にやられたそうです。

CRF230Fの部品、純正パーツは日本で取れるものと取れないものがあるんですけど、今回はダートフリークにスポークキットがあったのでそれを使いました。

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フレ取りをして完成。

ダメージが無かったスポークは、予備として取っておきます。

お次はステップの補修。

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郵便で送れるんですね、結構重いのにw

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鉄板を貼って、ステライトを盛っておきました。

RMZ450のシートアンコ抜き。

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画像で見ると、白くてなんだか良く分からないですね。

30mm抜いてあります。

もう1台、CRF250Rのシートも抜きました。

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こちらは35mm、サイドも結構丸めて抜きました。

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ハングオフしやすくなると思います。

深夜に自分のマシンも進めます。

キャリパーサポートを削っていきます。

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説明無し、時間掛かりすぎました...

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お客様に頼まれた、ラジアルキャリパーのカラーも削りだして、アルマイトに出します。

 

 

 

おお、エリック・コマスだ!

 

この時代のマシンを、全力で走らせているのは素敵ですね。

 

あんまり具体的な到着時間は言わない方がいいんじゃないでしょうか(ニヤニヤ

 

開発が凍結されていたのに、生産が決まったのは、大統領の地元企業d(ry

 

こっち見んなw

 

 

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2019年7月11日 (木)

SM250R(中古車両)などなど...

まずは表題のとおり、中古車両の御案内です。

売却済となりました、ありがとうございます。

2006年式 SM250R OH後走行1600km(ちなみに2005年も同じ物です。2006年仕様というものは無く、2005年モデルを2006年も売っていただけです)

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2年前に当店で、エンジンや足回りなどをフルオーバーホールした車両になります。

オーバーホール後の走行は1660kmです。

・エンジンはインジェクション用の軽量クランクとコンロッド、1本リングのピスタルのレーシングピストン(バランサー撤去)

・バルブ周りは新品に変更。ベアリング類は、ほとんどを国産の物に入替。

・FフォークはSKFのシールを使い、オーバーホールと仕様変更。リアはオーバーホールとバネレートの変更。

・フロントリムは黒く粉体塗装、リアはDR-Z400SMのリムを使い4.5インチ化(タイヤはPOWER RS八部山)

・メーターはACEWELLに変更(ノーマルはサイクルメーターなので)。

・リチュームイオンバッテリー。

その他色々変更してあります。

金額は324000円(税込)で自賠責が来年の4月まであります。あと掛かるのは登録費用のみとなります。

詳しくはGOOBIKEのページをご覧ください。

 

もう一台はウチの在庫ではありません、フクダテクニカさんの在庫車両です。(なのでお問い合わせはフクダテクニカへお願いいたします)。

車両はアプリリア SXV550

 

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フクダテクニカで新車で販売した車両です。

車検は再来年1月まで残っています。

金額648000円(諸費用等はフクダテクニカさんへ)

 

お次は前回のblogでも紹介した、FS450のリアショック全長伸ばし加工です。

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左が純正で、右が製作したものになります。

 

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今回はシール交換ナシで、17712円になります。

FS450に乗っていて、もう少し楽に1次旋回させたい、エアサスを機能させたい方にお勧めです。

お問い合わせはコチラからお願いいたします

 

お次は'17 CRF450Rのスイングアームショート加工。

今までのCRFとは、前も後ろも寸法が違いました(ジグ加工しなおし)。

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ジグに必要な固定穴を開けて、パーツを全て切り離して、溶接できるように成型しなおします。

そしてアルマイトの掛かっている部分を剥離していきます。

まあ、ここまで来れば終わったような物です(丸一日掛かります)。

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溶接して完成!

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と思ったら、今回15mmカットで、鋳物の部分は削らなくてもいけるはずと思っていたら、ダメでした...

また、カットして溶接しなおしました。

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そんなに違いないように見えますが、かなり削っております。

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パッと見でも結構短いですね。チェーン2コマ分短くなりました。

 

今年1月に注文したZETAのホイールがやっと入荷。

チューブレス加工しました。

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加工終わって、漏れのチェック!

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チューブレス加工は、だいぶ慣れました。

 

お次は'19 YZ450Fのシート加工。

YZはシート下に燃料タンクのある関係で、元々シートフォームが薄く、抜きづらいんですが、どうしてももう少し下げて欲しいと言われて加工することになりました。

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転等の影響か、シート表皮に切れ目があって、中のスポンジも割れとかなり湿っている模様...

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湿っているとうまく削れないので、乾かして、穴の開いている部分はうまくごまかして削ります。

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だいーぶ薄くなりました。

 

これ以外は納車整備やクイックの整備なんかで、画像が無かったです。

これでようやくblogの内容が現状の作業に追いつきました。

ということで、お仕事お待ちしております&車両は是非うちから御購入お願いいたします。

買い取りもやりますので、御相談ください!

 

 

どうもPOWEEEEEEEEEEEER!!!!!厨な皆様、ジェレミー・クラークソンです。

今日はF-15Eに乗ってくるぜ!

 

 

 

まあ、彼でもやられるんだなw

 

ティーガーⅡの操縦方法!

 

 

この頃は航空機のエンジンを転用(ベースにする)事が多かったので、ガソリンエンジンなんですよね。

被弾した場合...

まあ、弾薬の方がやばいからヘーキヘーキ

 

現代の戦車はというとということでM1A1エイブラムス

 

 

イラク戦争では、T-72をタコ殴りして一方的に破壊したので有名ですね。

こっちは数少ないタービンエンジン搭載です。

燃費が悪い?

アメリカ軍のロジスティックを舐めてもらっては困りますね、アイスクリームもお付けしますよ。

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2019年6月18日 (火)

SMJエビスお疲れ様でした!

久しぶりにメカをやって、しかもピットが一番下だったので、すっかり筋肉痛です。

梅雨時期らしく、タイヤ交換祭りで大変でしたが、内容は荒れたので見ている方にとっては、面白かったかもしれません。

まあ、私が担当した大場選手は、転等DNFとなってしまいましたが、これもレースなのでしょうがないですね。

ちょっと知り合いに怪我人が多く出たのが、残念でした。

 

早く治して、また走りましょう!

 

あ、S2大森君優勝おめでとう!

 

中古車両のお知らせです。

2009年式 WR250R 734400円(税込

売却済

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2012年式 690SMC-R 756000円(税込

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詳しくはコチラから(Goobike

 

タイヤは今回のレースが雨だったので、スリックのみ在庫あります。

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・BM01Z ソフト 120/600R16.5 1本 24306円(税込
・BM04Z ミディアム 165/625R17 1本 27324円(税込

さて、作業の続きです。

GW前は、新型R25のレーサー化に時間が掛かっていました。

とにかく部品が無い(出たばっかりで、新型用のパーツが無い。純正部品もパーツリストが無い。サービスマニュアルも無い。)。

合う、旧型パーツをとりあえず取り寄せて、何とかしようという感じなのですが、それも部品の納期が掛かる...

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リアショックはナイトロンです。

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フルエキはマーベリック!

すんごい溶接キレイ!

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SUS441さんに細かい部品の事を色々聞いて、セットアップパーツを購入(2次カバーやエアクリーナー、クラッチやサーモキャンセラーなど、大変助かりました。

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サービスマニュアルは無い(メーカーのサービスにも無いといわれた)、でも販売用のマニュアルにあった油量を聞いていたので、とりあえずオイル粘度は変えて欲しいと言われていたので、開けて見ると左右で構造が違う...(バネは左右とも入っています

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工具も合うの無くて、色々と苦労しながら確認して組みなおしました。

で、とりあえずシェイクダウンしてもらって、また預かってカウルやステップ、ハンドル、ラムダクトの確認やらなんやら、とにかくカウルは30回以上脱着しました...

カウルも新型用が無いので、旧型用なんですが、新型とはタンクの形状が大きく変わってるんです。

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アッパーカウルステーも全然形が違います(旧型用をカットして、溶接しなおして使用)

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ラムボックスとダクトを仮置

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タンクは浮きまくり...

タンク加工しちゃうと、レギュレーション違反になるので、ダクトとボックスを加工予定です。

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アッパーカウルの位置決めに苦労しました。

カウルが結構曲がっていて、センターが...

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カウルにステーを付けて見ると、センターが凄くずれています。

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タンクも新型タンクで行く事を決めたので、カバーを思いっきりカットしました。

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新品のタンクカバーをカットするのは、勇気が要りますね。

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ハンドルも合うのが無いので、スリーブを製作。

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ステッププレートはオーナーが製作。

アンダーカウルは、マフラーの逃げも含めて、かなり切り刻んで加工修正しました。

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といっても、サイレンサーの逃げ部分は、オーナー自らの製作です。

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でも、ラムとECUが入っていないと、直線はCBR250RRには置いていかれるので、その辺を早く何とかしたいです。

いやー、初めてプロダクションマシンのレーサー化やりましたけど、キット車じゃないと本当に大変ですね。

GW最後は、在庫車のKTM 690SMC-Rのフォークオーバーホール。

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初期が硬かったので、プリロード量をチェック。

レートも高いので、少し抜いて組みなおす事にしました。

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インナーチューブを研磨して、シール類はSKFの物を使用しました。

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後はリアショックも仕様変更して組みなおそう。

ロシアの原子力砕氷船YAMALがバレンツ海で貨物船を救出しにいく動画なんですが、えらいキレイです。

不凍港を追い求めた国は、力技で道を作りますな。

国内はいろいろ大変なおフランスの海軍。

シャルル・ド・ゴール(原子力空母)からの発艦シーンからスタート

 

F-35は欠陥機じゃないと困る方が多いようですが、現状出ている情報から、あの値段で買わないほうがおかしいですね。

 

とりあえず出ている情報をまとめているところが有りますので、見てみてください。

F-35情報館

これを見て、各自判断してください。

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2019年3月17日 (日)

通常営業!

お久しぶりでございます。
確定申告も内容は別として(泣)無事に提出し、体調も原因が分かった為、快方に向かっております。
表題のとおり、通常営業しておりますので、よろしくお願いいたします。

ずいぶんと更新していなかったので、いろいろとあるのですが、まずは告知です。

4/13(土) SUGO Mパーク&西コース モタゴッコ

SUGOさんの告知が遅れておりまして、今週中との事でしたが、まだ更新されておりませんでした。
近々更新予定ですので、御確認ください。

スポーツランドSUGOのHPはコチラから!

お次は中古車両です。

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D-TRACKER X 2011年式 走行50000km 車両価格27万円

走っていますが、かなりキレイですし、エンジンの異音もありません。
パーツもそこそこ入っていますし、キャリアやボックスのベースも付いているので、「とりあえずモタードに乗りたい!」という方から「通勤や通学に使いたい」という方まで、いかがでしょうか?
この値段でブレーキローターやタイヤは新品にしてお出ししますよ。

詳しくはgoobikeからご覧ください。

もう1台、本日買取したのですが2008年式 SM510R です。

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走行7000kmで車検が今年1月取ったばかりです。
これから整備するのでまだ値段は決めていないのですが、40万円台予定です。
3.50×17、5.00×17のHAANのホイール(中古)、ウチに在庫あるんですよ。
なんならマルケジーニ(中古)も...
こちらはまだ、goobikeに出していないので、直接御連絡ください。

来週はもう2台、SM450RとCRF250Rも買取してくる予定です。
SM450Rは2006年式ですが、マルケジーニとデビルの2本出し、スリッパークラッチが付いています。
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CRF250Rは2008年式で、こちらもマルケジーニとスリッパークラッチが付いております。


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どちらも恐ろしくキレイなんですが、さていくらにしましょうかねぇ。

この辺のが欲しい方、先にお声掛けください。
メールはコチラから!

さて、普段のお仕事の続きは...
WR250RにOUTEXのフルエキ取り付けでステーを製作しました。

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6mm厚 A2017Sを気合で曲げまして、ボルト穴を増設。
こうする事によって、転倒してサイレンサーを擦っても、単純な平板のステーだとネジが1本で、底を軸に回転してサイレンサーが抜ける(実際見た事があるんです)のを防げます。
そのかわり、力の逃げ場がなくなるので、サイレンサーはつぶれやすくなりますが、レース中に転等、再スタートとなった場合の生存性はこちらのほうが上だと思います。

他にもアクチュエーターを取り外して、プラグを樹脂で製作。

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エアクリーナーボックスの蓋を撤去して、転等センサー用のステーを作りました。


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完成!

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ちなみにこの前に使っていたサイレンサーのバッフルは、外側も折れ、内側も折れて、今回はエキパイノ中をカrンコロンと移動してました...

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あ、最後にパワーコマンダーのマップを変更して、ちょっといじってこれで本当に完成。

Img_20190216_122547

お次はCRF150R、1年間乗らなかったので整備と、そのマシンからパーツを移植してモタード車両を1台作ります。

まずは今まで使っていた車両からキャブを取り外して、オーバーホール。

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なんか昔よりも、Oリングがへたるのが早くなったきがするなぁ...

リアショックもオーバーホールします。

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ガス圧6.5kですから、かなり低くなってます。


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中身はあまり磨耗は無いので、最小限の部品交換で済ませます。


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次はフロントサスをやるかと、フォークガードを外すとなんと、カマキリの卵が...

スリッパークラッチも移植します。

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他にも、キャッチタンクを付け替えたり、スプロケットや細かい部品を入替、製作していきます。

カムシャフトとスプロケットベースを溶接。

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エンブレ時に圧入がずれる事があるとの事で、予防措置です。


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新車のほうは、車体のグリスアップも一緒にやっていますし、今まで使っていた方も、いろいろとチェックしながらなので、いっぺんやるととても手間が掛かります。

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ステッカーも新しいモデルを貼りました。
CRF150Rは、SUGO西コースやサザンサーキットを走ると、最高に楽しいマシンですよ。

あ、クラッチレバーホルダーも加工したんだった。

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CRF150Rには、レバーの位置調整ボルトが無いので、手の小さい方は、ちょっと扱いづらいんです。
高いレバーを入れれば、調整機構も付いてるんですが、ホルダー側も加工すれば、安いノーマルレバーで対応できます。

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ハンドルやレバー、ステップにシート、調整できる部分はやって見たほうが良いですよ。
凄く乗りやすく、コントロールしやすくなったりしますからね。

お次はWR250XのFサスオーバーホール&ちょっとチューン+カシマコート。


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けっこう研磨してからカシマコートに出したのですが、やはり腐食&飛び石跡は、こういう風に残っちゃいます。
それと、WRのフォークは、シールが入る部分が別部品なので、その境目がうまく染まりません。

で す が !

組んで見ると、そんなに気にならなかったです。

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シールもSKFを使って組みなおしました。


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これで前後ともカシマコートが掛かったWR250Xになりました。

お次はYZ125のラジエター修正。
曲がって穴が開いておりました。


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外側も真ん中アタリ、すいぶんと内側に入っちゃってますねー。

だいたい真っ直ぐにして、溶接して圧検します。


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しかし、ラジエターガードしてる割には、盛大に曲がってましたね。

お次はケースのベアリング入替のみを頼まれた、2012年式 CRF250R。
で、クランクの良否判定を頼まれたんですが、クランク自体は大丈夫そうだったんですが、フライホイール側が曲がっていました。

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先端が上向いてますよね。
これは、フライホイールが外れなくて、プーラーを力任せに締め上げたために曲がったんです。
しかもCRFは、この部分をオイルの通路として使っていますので、先端はシールの中にはまります。
旋盤で削って何とかなるかと思いましたが、曲がりすぎてて使えませんでした...

プーラーなんですが、先端保護の為にキャップを取り付けます。
使わないとこうなりますので、気をつけましょう。

で、ケースを暖めると、温度が80度台でベアリングが抜けてきました...
しかも、クランクベアリングから...

どうやら、以前オーバーホールした方が、ベアリングが斜めのままケースに圧入したようで、ベアリング穴が広くなっていたようです。

しょうがなく新品を頼んだんですが、ベアリング穴をボアゲージで計測しました。
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新品は7/100マイナスです。

で、今まで使っていた物は...


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2/100でした。

ベアリングを新品ケースに組み付けて、私のパートはおしまいです。

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お次はNSF100のフレームクラックの修理。

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エンジンハンガーの右後ろ下側にクラックが入ったので、開先をとって溶接しました。

Betaのシートを2個張替え。

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1個は、なかなかなレアチーズ状態でした(しっとり

ウチにして珍しく車検も3台。

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このDR-Z400SM、2年前に製作して買っていただいて、今回車検だったんですけど、ウランコアデザインズのグラフィック、全く劣化することなくツヤッツヤでした。

で、今から'14 YZ250Fにデカールを貼ります。
もちろんウラン製です。

それでは皆様、御用命お待ちしております。

よろしくお願いいたします!

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2019年2月12日 (火)

お久しぶりでございます...(blogでは

いろいろとありまして、すっかり更新しておりませんでした。

Facebooktwitterinstagramでは、ちょぼちょぼと更新しておりますので、そちらもご覧ください。

まあ、blogはまとめみたいな感じで、過去の記事は自分にとっても日記のような物で、作業やいろんな事を振り帰るにも良いツールとなっております。

あ、GOOBIKEにも登録しておりますので、当店在庫車両も是非ご覧ください(少ないですけどw

さて、前回のblogでも書きましたが、改めて今年SUGOで行われる「モタゴッコ」と「MINI+MOTOチャレンジシリーズ」の御案内です。

モタゴッコは4回(暫定)

4/13(土)  Mパーク+西コース
6/2(日   )Mパーク+ビギナーズフィールド(オフロードコース)
8/18(日)   西コース
11/4(月祝) Mパーク+西コース


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MINI+MOTOチャレンジシリーズは3回+1回耐久
5/12(日) 西コース
6/16(日) 西コース
10/13(日) 西コース
11/17(日) 西コース

MINI+MOTOチャレンジレースのページにはコチラから。

で、そこにも書いてあるのですが、「レン耐」と3回併催なんです。

これは、マシンを持ってなくても、友達同士とかでエントリーできるので、久しぶりに走ってみたい方、いかがでしょうか。
今年は、先の週末筑波1000で行われてますし、他にも桶川スポーツランドや榛名モータースポーツランド、袖ヶ浦サーキット、サーキット秋ヶ瀬と各地で行われています。

もう少ししたら、詳細が出てくるとおもいます、皆様予定に入れておいてください!

さてお仕事ですが、ランブレッタV125を買っていただきました。

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いつもウチからバイクを買っていただいてるお客様から、欲しいと相談を受け取り寄せさせていただきました。
カッコイイですよねー。
まあ、イタリア企画の中国生産なので、まあ細かい所は色々ありますが、乗った感じもなかなか良さそうです。

初売りで売れたSM510Rの整備も...
ホイールベアリング(ハブダンパー部)にちょっとゴリっとした感じがあったので、交換。

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バルブクリアランスをチェックして...

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何故かINとEXが同じ数値でしたが、規定値にしておきました(INが広かった)。

スリッパークラッチもばらして点検。


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センターナットはタップでさらって、ネジロックを塗って締めなおします。

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ちゃんと入っていますという証拠画像!

油脂類も交換して、依頼されていたリアキャリアの製作を行います。
お客様にマンガを描いてもらって、その寸法で厚紙のモデルを製作、また確認してもらって、大きさ、位置、角度を決めました。

しかし私が強度重視で4mm厚のA2017Sの板で作ろうとした為に、大苦戦。
3本ローラーでは、0.1mmも曲げられず、プレスで押して製作しました。

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たぶん転等でサブフレームが曲がっても、これは曲がらないくらい硬いです。


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ステーを出す位置決めとかを検討していきます。


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いろいろと加工して、リアフェンダーに穴を開けて、ステーというかポールを生やします。

で、サブフレームとキャリアは平行では無いので、希望の角度になるように計算(めんどいのでCADで計算)して、角度をつけて切削し、そのまま真ん中に角度がついたままタップを切っていきます。


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なんとかピッタリ合わせる事が出来ました(サブフレーム側に寸法の狂いがあったので、シムを1枚だけ入れましたが)。


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強度は抜群ですが、サブフレーム先端に強度は無いので、無理は禁物ですw


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ものすごく丁寧に乗られていた車両だったようで、良い程度のマシンでした。

お次はNチビのハンドルストッパーの再生。
転んでストッパーがもげて、溶接してもらったらしいのですが、左右で切れ角が違うので修正して欲しいと言う事でした。


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めっちゃ浮いてる状態で溶接されているので、結局このまま修正しても、ステムのストッパーと当たらないのが分かったので、バッサリ切ってやり直す事にしました。


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スッキリ!

でも、ストッパー自体も結構変形していたので、あまり戻せず、ちょっと浮いてしまいましたが、ちゃんとステムのストッパーとあたって、左右の切れ角は同じになったはずです。


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KTM50SXのエンジンも、ピストンが納期未定の為、ピストン再使用で組みなおしました。


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完成!

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でも、キックの空振りはあまり直ってないとの事で、ちょっとショックです...

お次はハンドガードの修正(CYCRA1セット半、ZETA1セット)。
Uクランプも1個新品を買っていただいたのですが、ギッチリ太い所に噛み込むように、面取りをしておきます。

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ドライバーの先端で指している部分を、面取りします。
こうする事で、太いテーパー部にガッチリ食い込んで、動かないようになります。

ハンドルを短く切ってあるので、ハンドガードも短くしないとうまく付きません。
ですので、カットして、取り付け穴を開けなおしていきます。

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したから今回修正した物、新品(長穴の加工がダメダメなのに注目)、これから加工するさらに長穴を長くしてある物。

CYCRAは硬くて、短くすると余計に修正が大変です。

お次はZETAのも加工するのですが、短くすると裏面にリブがあるので、ネジを締めた際にキレイに面が当たらないので、フライスで切削します。

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で、今まで曲がっていた箇所を一回真っ直ぐにして、違う場所を曲げて取付できるようにします。

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中古品なので、曲がりを修正しながら左右あわせていくので、なかなか大変です。


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このマシン、フォークが違うものになっているそうで、Fブレーキのオフセットが変わっているそうで、その補正の為のカラーを製作。
付いていたカラーとワッシャーから寸法を拾いましたが、ブレーキローターセンターにキャリパーが来なかったので、計測して寸法を出しました。


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切りっ放しではなく、両面引いて作ります。

で、最後にシートのアンコ抜きを頼まれたのですが、すでに結構抜いてあり、どのくらいできるか手探りではじめました。

表皮を剥くとビニールが貼ってあり...

そう貼ってありまして、剥がれません(泣


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しかも、スポンジも全面に柔らかい物が足してあったり、それを剥ぐと今度は修正した跡が表れました。


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全面に貼ってある物は、少しづつ削って除去して(一気に削るとむしれて大変な事になるんです)、ケガキして3mmほど切るともう、ベースが出てきてしまいましたOMG!


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裏のゴム足の部分も、ぼっかりスポンジは無い様で、合計5箇所穴が発生。
なんとか形を整えて表皮を貼りました。

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ただ、思っていたよりもグリップが良すぎる表皮で、後日変更となりました。

お次はお預りしていて、場所が確保できなくて後回しになってしまっていたWR250Xのフォーク仕様変更。

まずはバラして、アウターチューブをカシマコートに出す為にきれいにします。


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このシールが入る部分が、良く見ると結構腐食しているので、ここは研磨してから処理に出します。

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研磨してもちょっとボコボコしてますが、やらないよりはかなりマシになると思います。

お次もWR250Rでフルエキの交換です。
デルタがなかなか爆音だったので、OUTEXの中古品と交換になりました。

で、ナンで爆音なのかと思ってたら(ウールは交換している)、バッフルが折れてました(2度目)。

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エキパイの中から、バッフルの先端が出てきました。

エキパイ外したら、カラカラ言うので、何かなと思ったら...

で、中古のOUTEXのフルエキは、サイレンサーバンドが車体の取り付け穴と合わないなと思ったら、ステーが1個足りませんでした。

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まあ、ここは純正品よりも強度があって、転倒した際にサイレンサーがずれないように(前後に)改良したステーを作る事にします。

今週もがんばって進めますよー!

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